水作エイトが簡単に破損してしまう原因|小粒大磯に注意

ミナミヌマエビの飼育だけではなくて、あらゆる水生生物の飼育環境で最も手軽に屋外水槽、室内水槽を問わずに設置することができる万能型のフィルターと言えば、おなじみの水作エイトになります。

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日本人なら誰でも一度は見たことがあるであろう、昭和の時代から驚異的なロングセラーを重ねている、まさに売上ナンバーワンのベストセラーなフィルターです。

日本国内にある小学校でしたら、理科室に置いてある水槽には必ずと言っていいほど水作エイトとエアーポンプが設置されているくらい有名です。

 

 

水作エイトは全く水生生物の管理知識がない人でも扱える手軽さ。

 

メダカやミナミヌマエビの小さな水生生物であれば、適切な個体数を、適切なサイズの水槽で飼育する場合は、水作エイトだけでも普通に飼育することができます。

例えば、いきもの係といった感じで、当番制で水槽のメダカの面倒をみないといけないガサツな小学生の管理であっても、問題なくメダカの飼育が可能です。

大抵、そういった水槽には苔がたくさん生えていることが多くて、水槽が窓際に設置されていることが多く、太陽の光が直接あたる位置にあり、事実上屋外水槽と殆ど変わらないため、餌なども勝手に水槽内に湧いていることが多いです。

そのような水槽でしたら水作エイトの場合は管理もとても簡単で、素人が扱ったとしても、水作エイトの場合は破損するような要素が殆どありませんので、その耐久性も折り紙つきです。

例えば、いくら性能が良いからといってエーハイム2213を小学校などの理科室に置いておき、それを交代制で管理しないといけなくなった場合には、本来の性能が発揮できずに、最悪の場合はボールがあったりして破損させてしまう恐れもあります。

直射日光が当たるような場所に外部ろ過フィルターを設置するのは良くありません。

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水作エイトの長期運用のメンテナンスは誰でも簡単にできます。

 

価格もとても安くて、扱いやすくて、耐久性も抜群の水作エイトなのですが、交換パーツといった部品が単体で販売されていて、中に入れるウールやエアレーションをあてるプラストーンなどは定期的に交換するようになっています。

※交換用プラストーンは別売りです。

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その交換方法もいたって簡単で、水作エイト本体のプラスチックの爪カバーを取り外して、中身をそんまま交換用のパーツとアッセンブリーで交換するだけといった極めてシンプルな構造。

普段のお手入れの場合は、水替え用の飼育水をバケツに入れて、その中に水作エイトを入れてガサガサ振っておけば良いだけです。

エーハイム2213などでしたら、一旦電源と止めて蓋を外し、ウールを交換したり中のろ材やバケツを洗ったりなど色々と面倒ですが、水作エイトには無縁の話です。

本来でしたら、長期間において、そのシンプルな構造からとても高い耐久性能を誇る水作エイトなのですが、実は簡単に本体が破損してしまうことがありますので、その件についてご説明したいと思います。

 

 

水作エイトが簡単に破損してしまう原因は大磯。

 

普通でしたら、シンプル構造で何もすることがないくらいの水作エイトは容易に破損しないと思われるかもしれませんが、実は小粒の大磯を水槽内に敷き詰めている場合は、簡単に水作エイトは破損してしまいます。

そのため、交換用のパーツを事前に購入しているにもかかわらず、それを交換する前に本体が破損してしまうため、結局新しい水作エイトを購入しないといけなくなります。

正確には、交換用パーツと入れ替えようとした際に、水作エイト本体が破損してしまうといった状況です。

私も、それが原因で何度水作エイトを破損させてしまったか覚えていないくらいなのですが、一度破損してしまった水作エイトは修理することができませんから、買い換えるしかないのが現状です。

水作エイトが破損してしまう原因は、小粒の大磯であり、その小粒の大磯を敷き詰めた水槽で水作エイトを使っていると、いつの間にやら大磯が水作エイトの隙間に入り込み、それが原因で、爪の部分が破損するといった流れになります。

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そのため、水作エイトを使う水槽では、底面フィルターを掛け合わせて使えば、最強の性能を発揮する小粒の大磯なのですが、これを同時に使うことは全くお勧めできません。

水作エイトを使う水槽の場合は、土素材のソイルであったり、水作エイトの隙間に入り込まないような大粒の大磯を使われることを強くお勧めいたします。

爪が破損してしまって、壊れた水作エイトですけど、そのまま捨てるのも勿体ないので、屋外水槽の用のオブジェとして使っています。