ミナミヌマエビは飼育者になつく事が出来るのか?

ミナミヌマエビに限らずとも、ペットの飼育をしている人であれば、ペットが自分になついてすり寄ってきたり、自分の姿を見ると可愛い動作をしたりして、安らぎを感じる人も多いでしょう。

実際にそれについては、ペットが餌をもらうための行動である事が多いのですが、人から見ればそんな事はどうでもよくて、自分になついてすり寄ってきている行動だと思えば、理由などはどうでも良いのです。

世界的にも代表的でメジャーなペットである犬とか猫であれば、それは顕著に現れますので、癒し系のペットとしては今でもトップクラスの人気があります。

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ただ、犬とか猫は違法な投棄の問題が常に発生しているので、飼育者の方は責任を持って最後まで飼育して、他人に迷惑をかけないようにして欲しいものですね。

狂犬病のおそれがある犬の場合は、保健所が駆除を行ってくれますからそれほど問題はないのですが、猫の場合は保健所が何かと理由をつけて保護も駆除を行わないため、その猫を巡って日本全国でトラブルになっている状態です。

元々は、責任感のない飼い主が違法に捨てた事が原因であり、その飼い主に全ての責任があるはずなのですが、そんな事はどうでもよくなり、その猫が捨てられた地域で生活する人だけが多大なる迷惑を受ける事になっています。

最近では、大型の魚をその辺の川に捨てる人がいたり、カミツキガメをその辺に捨てる人までいる始末ですから、いい加減で法律で厳重に対処して欲しいものです。

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ミナミヌマエビは、必要なければ簡単に捨てられる現実。

 

ミナミヌマエビに至っては、捨てるも何も、釣り餌として大量に市場に出回っていることもありますし、釣り人自体があまりモラルが高くないため、余った釣り餌のミナミヌマエビをその辺に捨てて帰るなどは日常茶飯事です。

ですから、本来はミナミヌマエビが生息していなかった場所に、ミナミヌマエビが生息をし始める結果になっている場合もあるかもしれませんが、殆どの人はミナミヌマエビがそこで生息していること自体知りませんから、問題になることはありません。

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別に、その辺の人工池にミナミヌマエビが大繁殖していても、世の中の大多数の人には全く関係がない出来事ですから、誰も気にせず、誰にも知られずひっそりと強く生きているミナミヌマエビです。

さて、このようなミナミヌマエビなのですが、稚エビの頃から飼育をしていると、他の魚のように飼育者になつくことが可能なのでしょうか?

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メダカは人に大変よくなつく、最も小さくて扱いやすいペット。

 

メダカであれば、卵の頃から室内水槽で飼育していると、人の姿を見ると水槽の近くに寄ってきますし、キョーリンのメダカの餌を開封して餌を与えようとすると、一斉にこちらを見つめて水面にメダカが寄ってくるようになります。

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メダカはとても小さいですが、ある程度大きい個体になると、きちんと目を動かしながら、人の姿を確認するようになりますので、メダカが人をどのように見ているのかは分かりませんが、人の姿を見たら餌がもらえると認識している可能性は高いといえます。

実際に放流するのはダメですけど、多分、卵から室内で育てたメダカを野生に放流した場合、あっという間に他の魚に食べられてしまって絶滅してしまうのではないでしょうか?

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それくらい、人になついているメダカの飼育自体はとても簡単で、室内水槽で卵から育てたメダカであれば、簡単に人になつくような素振りをするようになります。

大型魚が水槽に顔をこすりつけて、こちらを見ながら尻尾を振って愛想よくしているような感じで、メダカもそのような行動を取ってくれますので、気軽に癒しを求めたい方であれば、メダカの飼育は特にオススメですね。

 

 

残念ながら、ミナミヌマエビが人になつくことはありません。

 

それで、肝心のミナミヌマエビなのですが、正直言って、これまで相当な数の個体を繁殖させてきていますが、人になつくとか、人を判別するような行動を取ったことなどは一度もありません。

おそらく、ミナミヌマエビの目の構造自体が魚とは異なっているのだとは思いますが、人を目で判断しているのではなくて、触覚などで水槽内の位置とか障害物、危険を察知しているのではないでしょうか?

一応、ミナミヌマエビにも目は付いているのですが、とても小さいですし、それで何かを識別している場合でも、おそらくは水槽の中の話であり、例えば屋外水槽を人が覗き込むと、一斉にミナミヌマエビが逃げ出すと思いますが、明るいか暗いか?といった程度の判断くらいしか出来ないのではないでしょうか?

モンハナシャコなどは、携帯電話の電波も見えるでしたっけ?、とにかく目がよくて、全てを目で判断しているといった話がありますが、ミナミヌマエビの視力は、多分、ものを正確に識別できるような性能ではないと思われます。

そのため、ミナミヌマエビをどれだけの長期間飼育しても、人になつくペットではなくて、あくまでマイペースで一日中、何かを食べ続けている、何もしなくても、周囲から忘れられていても、そこで生きているペットだと思うと良いかもしれません。

人になつくことはありませんが、良い環境を用意すれば、そこで勝手に繁殖を続けているミナミヌマエビに興味があれば、ぜひ飼育をしてみてください。

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