コロナの影響で、水槽を撤去する友人たちが増えているんですけど、逆に、コロナでストレスが溜まるので、いやし効果を求めて、これから水槽を設置したいと相談をする友人もいるので、世界規模での問題が発生した場合、極端な状態になる感じですかね?
これから「いやし効果」を求める目的で海水魚と淡水魚のどちらを飼育したら良いのか?と質問をされたので、お金が沢山余っているなら海水魚、海水エビ。それほど予算がなくて、アクアリウムの知識が全く無いなら淡水魚、淡水エビがお薦めと回答です。
その理由は簡単で、海水魚の飼育は淡水魚よりも難易度が高く、飼育設備も高額になる傾向があります。更に初心者がいきなり癒やし目的で海水魚の飼育を始める場合、専門業者に依頼をしないと、ほぼ確実に失敗しますから、それで嫌になってやめる感じ?
海水魚と淡水魚!初心者はどちらの飼育がお勧め?
いやし効果を主体に求めるとなると、海水魚を飼育する水槽の場合、基本的には水草を植えることが出来ませんので、サンゴを主体に水槽の中でレイアウトを行うことになります。このサンゴの飼育はかなり難しく、メタハラ等の高額な照明も必要になります。
濾過に関しても、海水は淡水よりも強力で大容量のろ過フィルターが必要になりますし、海水は水槽クーラーも必要になることが圧倒的に多いので、初期投資から違ってきます。プロテインスキマー等も必要になったり、とにかくお金が沢山掛かります。
バクテリアとかろ材の仕組み、温度管理などが全くわからないくても、海水魚用の一体型インテリア水槽や魚、サンゴをレンタルしている業者がいてそういった業者に丸投げをすれば、なんの管理もいらないので富裕層などはそうやって海水魚を管理してます。
初心者がいきなりカクレクマノミに手を出すのは駄目?
本当の初心者の人がいきなり、海水魚のカクレクマノミを飼育しようと思っても、ほぼ確実に飼育に失敗して全滅させてしまいますので、ホームセンター等で小型のカクレクマノミの水槽を見て、小さな水槽でもカクレクマノミって飼育出来ると勘違いする?
ホームセンターとか、アクアリウム専門店で、小型の水槽でカクレクマノミ等を展示していることもあり、この水槽があればカクレクマノミの飼育が出来ると勘違いする人が多いんですけど、夏場や冬場は、この水槽は部屋ごと空調で温度管理をしています。
更に、専門知識があるスタッフが、毎日水の管理などを行っているので、そうったバックヤード的な環境や作業を全く考えずに自宅でカクレクマノミを購入して小型の水槽で水槽クーラーも無し、ろ過フィルターは小型の外掛けにすると、まあ、全滅します。
初心者には淡水で日本原産のメダカとミナミヌマエビ!
全くアクアリウムの知識がない初心者の人が、ほぼ最初に遭遇するであろう水槽が壊滅する状態ですが、これは初回立ち上げの水槽では、バクテリアがろ材に定着出来ておらず、水が濾過されれないので、魚やエビが水を汚し続ける状態になり全滅になります。
海水魚はこの初回の立ち上げ、水温管理、ソルトを使った人工海水の管理等が初心者には敷居が高く、これを簡単に解決するにはお金がすべてになります。もちろん、知識があっても飼育器具への投資金額はかなり高くなるので、慣れていてもお金が必要です。
それに引き換え、淡水魚はいやし効果を体感できる、水草も安くて照明も特殊な水草以外はLED照明でよく、コストも掛かりませんし、メダカやミナミヌマエビの飼育であれば、パイロットフィッシュも兼ねますし、価格も安いので、まずは淡水からですね。
カクレクマノミ等の海水魚は屋外で長期的な放置飼育は出来ませんが、メダカやミナミヌマエビの場合、屋外水槽であれば蒸発する水を継ぎ足すだけで、殆ど完全放置でも飼育と繁殖が可能です。屋外なら初期投資で1000円もあれば良いのもお勧め出来ます。