大雨の浸水で水槽が流された?熱帯魚はどうなる?

日本では、最近は全国で梅雨入りの発表が行われていますが、ここ数年前から、異常な大雨が日本列島を襲っていて、それで街全体が水没するなど、過去に例がない規模で水害が発生していて、床上浸水どころか、自宅が流された人も多く、本当に大変です。

その際に、床上浸水をしてしまうと、当然ですが水槽も水没してしまうことになり、水槽内で飼育している、熱帯魚、メダカ、エビ等は全てが行方不明になってしまうこともある訳ですが、これに関してはもう対処のしようがないので、諦めるしかありません。

日本の外来種等の熱帯魚では、川に放流しないようにとの啓発が頻繁に行われていますから、そういった面でも心配になるかもしれませんけど、この場合、水害で水槽が流されてしまった場合など、不可抗力ですから違法な放流ではありませんので、大丈夫。

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大雨の浸水で水槽が流された?熱帯魚はどうなる?

 

それで、大雨で流されてしまった屋外の水槽、床上浸水で水没した室内の水槽、それらで飼育していた熱帯魚やメダカがいなくなってしまった場合、どうなるのか?と言えば、その殆どがもう生きてはいませんので、特にそれ以上の心配は不要になります。

水害の場合、濁流で街が水没したりする訳ですが、綺麗な清流のような透明の水ではなく、泥だらけの濁流で凄まじい勢いで流されていたり、普通の小魚が対応できる環境ではなくなっており、仮に水槽ごと流されても、ショック死したり、生きてはいません。

例外的にピラルクーとかアリゲーターガーのような大型魚であれば、水没した水槽から脱出して、濁流の淀んだ環境から生きたまま脱出して、近くの河川まで泳ぐことも可能かもしれませんし、大型の錦鯉等も濁流に強く生命力も強いので結構生きています。

 

 

大雨の親水で行方不明になった熱帯魚は見つかるの?

 

地元に住んでいる友人などでも、昨年大雨で街全体が浸水してしまい、多くの死者が出てしまった地方もありますが、その場合、本当に街全体が水没していて、友人の自宅なども1階部分が完全に水没している状態であり、屋外の水槽だけでなく室内も壊滅。

当然ながら、水槽の中のメダカや熱帯魚等は全ていなくなっており、飼育器具なども水没してもう、2度と使えなくなっている訳ですが、せっかくそれまで育ててきたのだから、なんとか探して見つけ出したいと思うのは飼育者として当然ですが難しいです。

大型の目立つ錦鯉であれば、水害が収まった後に偶然近くの川などで見つかるかもしれませんけど、その他の小型の熱帯魚やメダカなどは先ず無理ですので、自宅が浸水しそうだと判断したら、水没前に2階の部屋などにバケツなどで隔離をするのが最適です。

住宅が水没する際には、本当に一瞬で水没して、玄関などのガラスをぶち割って、大量の土砂共に濁流が住宅内に入ってくることも多く、大雨警報が出れば、軽く考えずに常に住宅が水没する可能性も考えて、人命を第一にして災害の対応をしていきましょう。

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大雨でも浸水しない住宅に引っ越すのもありです。

 

後、生命力が極端に強いドジョウやうなぎの場合、相当な大雨で街全体が水没するような環境で、凄まじい汚れた濁流で住宅などが流されていても、強い生命力でその場を逃げぬき、何処かで生き延びてくれる確率が高いので、いなくなっても安心です。

ただ、ドジョウやうなぎの場合、水没した自宅内の何処かの隙間などに隠れているケースも多く、住宅の玄関や窓が破壊されていない限り、水が引き始めたら自宅の中を探してみるのも良いのですけど、正直、メンタル的にそれどころではないのが現実です。

それ以前に、水槽よりも人命や財産のほうが大事で、ここ最近は過去は水害の被害にならなかった地域までが水没するような異常な大雨が発生していますから、なによりも安全で水害の被害に合わない住宅に引っ越しておくのがお勧めな時代になっています。