ベランダ飼育の注意点|共用部分に水槽を設置するリスク

主にメダカの飼育方法として室内ではなくて屋外で飼育する方法があり、この方法が実は初心者には適した飼育方法になりますから、室内でメダカを飼育していて毎回すぐに死なせてしまうような人であれば、最初から屋外にて飼育すれば良いことになります。

ただ、屋外に設置した水槽というのは横からメダカを鑑賞するのではなくて、上から見下ろして鑑賞するようになる為、室内でメダカを飼育した場合とは見た目がかなり異なりますから、横からどうしても鑑賞したい人は室内飼育一択になります。

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いつの間にかベランダを埋め尽くしている水槽。

 

慣れてくると室内飼育も容易になってきますから、どうしても室内での飼育が難しい人の場合は最初は屋外水槽にて飼育を始めると容易に繁殖まで進むことができる為、いつの間にやら屋外には沢山の水槽が並んでいることがあります。

ベランダに沢山の水槽があり、その中でメダカが群れを作って泳いでいるのを見るだけでも気持ちが良いものですし、自分が育てて増やしているメダカな訳ですから、思い入れもより一層深いものになる訳です。

そのような感じで、一度安定して増え始めたメダカというのは、ベランダに水槽が設置でくる限界点まで増えていく傾向にあるのですが、実は集合住宅の場合は重要な問題が発生するケースがありますので、その点には注意しておく必要があります。

 

 

集合住宅のベランダに水槽を設置する際に注意しておくべきこと。

 

基本的な話としては、分譲であろうが賃貸であろうが集合住宅、いわゆるマンションの場合はベランダ部分というのは共有スペースの扱いになる為、勝手にモノを設置してはいけない決め事になっていることが殆どになります。

自分が契約している部屋だから、ベランダに好き勝手にモノをおいて良いというものではないのですが、一般常識的な話としては、もしもの際に邪魔にならないものであれば特に問題になることはありません。

ベランダには隣接している部屋との境に取り壊しが可能な壁が設置されていることが殆どですけど、その壁を見ると緊急の際にはこの壁を壊して避難してくださいのような文言が書かれていますし、実際にそのようにして避難を行います。

また、壁に周囲にモノをおかないでくださいとも書かれている通り、隣接する隣の住宅との間にあるベランダの壁の周囲に大きな水槽をたくさん並べておくと、扉を壊す際に大変な手間暇が掛かるのは容易に予想できます。

それだけではなくて、壁の周辺に大量に大きな水槽を並べておくことが原因になり、隣の住宅の人が避難ができなかった場合などは、後々法的な責任が発生する場合もありますし、間違いなく訴訟になることでしょう。

 

 

ベランダの水槽はいつでも破壊できる状態であることが理想。

 

集合住宅で生活をする以上、他の住民の方の迷惑になる行為をする訳にはいきませんから、水槽であれば必ずメダカを入れておきボウフラが発生しない環境を作ることは当然として、いつでも水槽を破壊できるようにしておく必要があります。

これがどういう意味かといえば、大量にベランダに水槽を並べているような人の場合、それを撤去することが困難な場合もありますし、そこで飼育しているメダカを室内に移動出来ない場合もありますから、その時点でかなり困ることになる訳ですね。

大災害などは頻繁にくるものではありませんが、火災についてはいつヒューマンエラーが発生してその状態になるかもしれませんので、その際にベランダに大量に水槽を設置していて隣の人が逃げ遅れたとなるかもわかりません。

訴訟になった場合、マンション契約時の契約書類にもベランダに荷物を置いてはいけない胸の項目が必ず入っていますから、重度の過失を追求されてしまって100%勝ち目はありませんので、こちらについては注意が必要です。

仮に隣の人が勝手に火事を起こして、自分には全く問題がない事件であっても、ベランダに大量に置いている水槽が邪魔になり壁が壊せないとか、逃げ遅れたなどと言いがかりをつけられても重度の過失を問われます。

日本の法律では火事を起こした人の責任は放火でない限りはありませんので、勝手に火事を起こして勝手に逃げ遅れた場合でも、あらゆる苦情が届く可能性は否定できません。

火事などではなくて、強制的にベランダの荷物を撤去しないといけなくなることがマンションタイプの集合住宅ではありますから、次回ではそちらについて御生命予定です。

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