寒波と大雪の寒さで屋外水槽の水が凍結したらどうすれば?

ここ最近、日本列島では全国的に記録的な寒さになっていて、北海道ではマイナス30度ってニュースで報道していましたが、関東全体でもマイナスの温度になっているため屋外の水槽を見れば昼くらいになっても水槽の水がカチンコチンに凍結しています。

ただ、アメリカの寒すぎてイグアナが凍死して木の上から降ってくるとか、30兆円規模の損害が発生しているなどの記録的な寒波と比較すれば、日本の寒波はまだ一般常識的な範囲なので良いのかもしれませんが、それでも毎日が寒すぎて人間も大変です。

これほど寒いと屋外水槽で飼育しているメダカとか金魚、ミナミヌマエビや鯉、ドジョウは大丈夫なのか?と疑問に思うかもしれませんし心配されるかもしれませんが、基本的に日本原産の魚やエビであればある程度の水量があれば、特に問題にはなりません。

 

 

寒波と大雪の寒さで屋外水槽の水が凍結したらどうすれば?

 

昨日から相当寒いのは分かっていたので、今日は水槽が凍結しているかな?と思ってお昼位に水槽を確認してみると、予想通りに水槽の水面がカチンコチンに凍結をしていて、水面に浮かんでいるホテイアオイやサルビニア・ククラータも凍結していました。

ただ、エアレーションをしている水槽は全く凍結はしていませんでしたから、やはり水槽の凍結を防止するには水作エイト等を放り込んで常に水を循環させるのが一番ではあるんですけど、水槽全体が凍結することはないので、流石にそこ迄は必要ないかも?

水槽の水面を触ってみて、カチンコチンになってしまっているのをみると焦ってしまうかもしれませんし、水面に浮かんでいる水草まで凍っていると大丈夫なのか?心配になるかもしれませんが、それくらいではホテイアオイも駄目になったりはしません。

 

 

 

気温がマイナスで水面が凍結していても夕方迄には溶けているはず?

 

一日中、気温がマイナスになるくらい寒い場合は、流石に屋外に設置した水槽の凍結を防ぐにはエアレーションをするしか方法がなくて、何もしないと常に水面は凍結している状態になりますけど、お昼以降に1度以上になる場合は大抵夕方には溶けています。

特に水面が凍っているから?、ホテイアオイやサルビニア・ククラータがカチンコチンに凍ってしまっているけど大丈夫?と心配をすることはありませんし、越冬できる環境であるなら多少水草が凍結しようが全く問題ないので気にしなくても構いません。

ただし、長期間に渡って気温が1度以下になる恐れが有るなどでしたら、天気予報を見て確認をして、念のためにエアレーションを水槽で行っておくと、どれだけ気温が低くなっても水槽の水が凍結することはありませんので、必ず循環させておきましょう。

 

 

以前メダカが氷漬けになっているのを見た時は一瞬焦った話。

 

水槽の水が凍結しても何もしなくて構いませんので、そのまま放置しておけば夕方ころには完全に溶けてしまっていますし、水草の凍結はもっと早く解除されますから何ら問題はないのですが、以前、メダカが氷漬けになっているのを見たことがあります。

余程のんきなメダカだったのか?、体調が悪くて正しい判断ができなかったのか?、そのあたりはよく分かりませんが、朝起きたら水面が大きく凍結していて、その氷の中にメダカがいたので、これは・・・!?と溶けたらどうなるのか?確認してみました。

やはり、メダカは一度凍結してしまうと絶命してしまって、その後は生き返らないようなので、水草のように凍結に対する耐性がある訳ではありませんけど、普通のメダカは水面が凍結する時には底でじっとしているので、滅多に凍結することはありません。

逆に凍結するメダカを見るほうが大変珍しいと言えますので、もし屋外水槽が凍結をしていた際に、メダカやミナミヌマエビが氷漬けになっているのを見たら写真を取っておいても良いですが、意図的に水量を少なくして凍結させるのは止めておきましょう。