ウィローモスを入れていた、全ての室内の水槽の中で、ウィローモスが爆発的に増殖をしていて、それで、他の水草をソイルから引っこ抜きながら巻き込んで成長をしていったので、他の水草が壊滅的な状態になっていたので、慌てて駆除を先日行いました。
水槽内の体積の80%を占めるまでウィローモスが成長していたので、これじゃ、水槽のそこから水面まで3次元的に増殖しているので、照明の光も遮りますし、ウィローモスを鑑賞する為だけの水槽になってしまっていましたから、本当に危険状態でした。
特にヘアーグラスは壊滅状態になっており、ロタラもウィローモスの中に巻き込まれて根っこがロタラの茎から生えている状態なのですが、ロタラはソイルから抜けてしまうと、根っこが茎から生えてくる水草なので、ソイルに植えておく必要があります。
ウィローモスを大量駆除したらロタラが元気に?
ロタラの状態をみても最悪の状態で、綺麗に大きく成長をしていた葉っぱは、小さくなってしまい、色も薄い緑色になって今にも枯れそうな状態の物が多く、後は、本当に小さくなって苔がついていて、これはもう、回復不能だろうって感じでもう駄目です。
今回、ダイソーのバケツ満タンに採取したウィローモスの量を見ても、こんなに大量のウィローモスが水槽の中にあったのか・・・、と驚くばかりだったのですが、ヘアーグラスは諦めるとしても、ロタラはまだ、回復する見込みがあったのでソイルに移動。
基本的にロタラはソイルに植えて、根っこをソイルの中に植えると、後は照明の光に合わせて、垂直にたけのこのように伸びていく水草ですから、照明の光さえ当たればよいので、かろうじて状態がよいロタラを見繕って、何とかソイルに植え直しました。
ウィローモスとロタラの相性は最悪なのか?
ウィローモスがここまで成長するまでは、綺麗に育っていたロタラも、今は見るも無残になってしまいましたが、ウィローモスとロタラの相性は最悪なのか?、同じ水槽にトリミングするのは良くないのか?と聞かれると、答えは通常は全く問題ありません。
通常、ウィローモスは流木とか石などに巻きつけて、育成する水草であり、爆発的に水槽内で増殖する前に、トリミングをするのが基本なので、今回のようにコロナの影響で水槽のメンテナンスが長期間出来なかったって事情でも無い限り、無問題なのです。
本来はロタラとウィローモスは水槽内でも全く鑑賞しない位置でレイアウトすることが多い水草で、ロタラは水槽の後ろ側に植えて、まっすぐと上に向かって育っていく感じですが、ウィローモスは水槽の底の流木等に巻きつけて育てていく水草になります。
暫くするとロタラの調子が良くなってきたので安心。
生き残っていたロタラを綿あめのように爆発的に増えていたウィローモスの中から取り出し、何とかソイルに植え直して様子を見てみると、いい感じで回復して育っているようなので、ロタラ自体は生命力が強い水草で、1ヶ月もすれば何とか回復できそう?
ソイルに植えているのではなく、流木などに頑丈に根っこがへばりついていたミクロソリウムに関しては、流石にウィローモスの育成に巻き込まれて抜かれてしまうことはなく、何とか流木にへばりついて、かすかな照明で光合成をしていたらしく何とか無事。
後、クリプトコリネも、すごく元気に育っていたんですが、ウィローモスに巻き込まれてしまい、すごく弱ってしまってかすかに生き残っている状態だったので、ロタラやクリプトコリネが綺麗に育っていた状態の水槽に戻るまでは、まだまだ時間が必要です。