何故?サテライトだとメダカの稚魚は成長が早い?

メダカを繁殖させて稚魚を育てる場合、卵を採取して屋外の水槽で放置がとても簡単ですが、この方法は気温が25度以上の春から秋にかけてのみしか対応ができず、気温が5度以下になるのが普通な、日本の冬ではメダカが産卵自体を全くしなくなります。

その理由は気温が下がってくるとメダカは産卵へのエネルギーではなく、生き残るためのエネルギーを蓄える為の体に変わっていくので、本能的に水温を察知して、これは生命維持を優先しないとやばいってのを知っているので、本当によく出来た仕組みです。

しかし、人類は偉大なる電力を使い、屋外の気温が0度でも、室内でヒーターを付けた水槽があれば水温を25度以上に設定できますので、冬場であってもメダカは毎日産卵をしてくれますし、私の水槽でも毎日メダカが産卵をして、卵が増えすぎて困るほど。

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何故?サテライトだとメダカの稚魚は成長が早い?

 

そこで、冬場にメダカの繁殖をする場合、何が良いのか?といえば、本水槽にサテライトを取り付けるのがとても安定していて、流石のメダカでもジャンプをして本水槽からサテライト内に侵入するのは不可能ですから、浮くネットのようなトラブルも無し。

サテライトでメダカを育てているとよく分かるんですが、稚魚の成長速度が異常に早く、あっという間に1cm位の体調になったと思えば、いつの間にやらサテライト内で差卵をお腹にぶら下げている状態になっていきますし、生存率もとても高いのです。

これについて、初心者の人からよく質問をされるのですが、サテライトでメダカの稚魚を育てると、何故?これほど成長速度が早いのか?の回答はとても簡単で、サテライト内では餌が豊富に食べ放題で水質も安定している為、稚魚は成長速度が早いのです。

 

 

メダカの成長速度は餌を沢山食べているかどうか?

 

メダカの成長速度に関しては、遺伝的な要素もそれなりに関係していますが、成長速度が早いメダカの稚魚を観察してみると、兎に角餌を食べるのがうまく、餌が制限されていて、天敵だらけの危険な自然界ではこの餌を沢山食べれる個体のみが生き残れます。

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しかし、自然界とは異なり、水槽内の環境で言えば、管理者の感覚次第で餌をたくさん与える事が容易に可能で、サテライトL位の広さの水槽はメダカの稚魚の移動範囲としては最適な大きさ、深さになっていて、更に水温は本水槽で完璧に管理されています。

この環境でメダカの稚魚が育たないってことはありませんから、餌をガンガン与えても食べ残しで水質が汚れることはなく、サテライト内に貝とかエビを適当に入れておけば綺麗に食べてくれますし、安全な天敵がいない環境で餌を食べ放題というすばらしさ。

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サテライトLでブラインシュリンプを毎日与えるのが最強。

 

メダカの稚魚ですが60cm水槽で稚魚だけを育てようとしても、粉末状の細かい餌を食べれない個体が出てきますし、エーハイム2213にナチュラルフローパイプをつけても、稚魚用としては水流がきつく、スペースが広すぎるので生存率は下がってきます。

しかし、2リットルの容量のサテライトLであれば、メダカの稚魚の飼育用水槽としては最適で、餌をどれだけ大量に与えても本水槽のろ過フィルターで水はガンガン濾過されますし、水温も25度から28度に設定出来ますから、あとは餌を与えるだけです。

粉末状のメダカの餌でも十分なのですが、ブラインシュリンプを餌として稚魚に毎日与えていると、それは凄まじい速度で成長をしていくことや、稚魚の大きさが殆ど同じ大きさに揃うなど、良い事だらけなんですけど、コストと手間暇がかかるのがネック。

ただし、サテライトLにも一つだけ重大な欠点があって、それは室温が極端に低いような環境の場合、サテライトLの水温が本水槽と誤差が出てしまうことがまれにあり、そうなるとメダカの卵はカビてしまい、稚魚は死んでいくので、水温管理は必須です。

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