最近は、アクアリウムの水槽でも、かつてはメジャーだった大磯ではなく、ソイルを使っている人が多くなりましたが、大磯は確かに半永久的に使えますし、ろ過能力も高いんですけど、フローリング等を傷つけることが多く、扱いにくいのが最大の欠点です。
その点、ソイルは土を焼き固めたものなので、フローリングを傷つける事はありませんし、風呂場や洗面所で排水口に大磯が詰まってしまったり、間違えて流してしまってつまらせるなどの問題もなく、何かあればソイルは崩れて粉々になって流れていきます。
しかし、ソイルには寿命と呼ばれるものがあり、別に見た目は何も変わらないのですが、長期間ソイルを使用していると、水槽内の汚れをソイルが吸収していき、その吸収できる限界を超えた際に、今度は有害物質を排出すると言われていますがどうなのか?
ソイルが劣化して水草が全滅しそう?どうする?
現在、一年ほど前に購入してセッティングしたソイルを敷き詰めている水槽にて、いつもの黒っぽいイソギンチャクみたいなコケが大量発生するようになっていて、水槽のガラス面だけではなく、水草にも大量に付着しているようで、駆除すら出来ない状態。
ソイルが劣化してくると、大凡で一年後くらいには、水草に変なコケが大量に付着する状態になっているので、ソイルが劣化しているかどうか?については、水槽内に発生しているコケを見たらすぐに判断できますから、それでソイルの寿命を判断できます。
別にそのままの状態で、ソイルを交換しなくても、水槽で全滅などが発生することはありませんが、水草が元気に育たない環境になってしまうので、水草を育てたいなら、早めにソイルの交換、いわゆる水槽のリセットをした方が無難というか、それしかない。
ソイルが劣化してくると真っ先に影響が出るのが水草?
ソイルは半年から一年で交換しないと言われていますけど、別に5年間以上ソイルを交換しなくても、特に問題はなかったんですが、水草は綺麗に育たなくなるようで、水草を綺麗に元気に育てるのであれば、素直にソイルは一年ほどで交換した方が良さそう?
基本的に水草水槽の場合、ソイルの劣化はそれほど激しくはないとは思いますけど、魚やエビをメインに飼育している水槽の場合、ソイルは確かに一年ほどで劣化してくるようで、魚にはすぐに影響はないのですが、水草に変なコケが付着してくるとどうなる?
具体的には水草に変なコケが付着し始めると、エビがあまり産卵しなくなり、元気に活動しなくなるようなので、やはり水草が元気に育つ水槽=水質が安定しているとなる感じですから、エビにもあまり良い影響はないので、一度リセットを検討するべきです。
ウィローモスが目に見えて元気がなくなるソイルの劣化。
現在、そろそろ、ソイルの交換をしたほうが良い水槽があるようで、ガラス面には最近はイソギンチャクみたいな黒いコケが大量に発生するようになっていて、数ヶ月前はあれだけ元気に育っていたウィローモスに元気がなくなり、成長しなくなっています。
ウィローモスをよく見ると、ガラス面に大量に付着している変なコケが、ウィローモスにも大量に付着してしまっているようで、それで栄養を取られてしまっているのか?、ウィローモスが枯れることはないのですが、ぐんぐん育たなくなるという状態です。
このソイルが劣化してくると発生してくるコケですが、ガラス面のコケは駆除することが出来ても、ウィローモス等の水草についたコケは駆除はできませんので、コケが付着している水草は処分することになりますから、そろそろソイルを交換する時期ですね。
ソイル自体は、8リットルで1500円程なんですが、水槽が何本もあるとその水槽の数だけソイルを購入することになり、すべての水槽でリセット作業をしないといけない都合上、寒くなる前に、過ごしやすい今の時期にリセットをしたほうが良さそうです。