屋外の水槽やビオトープ等に浮かべる水草の定番といえば、ホテイアオイが大変有名で、価格も安く花が咲くと紫色の綺麗な花が水面から出てきますので、結構人気が高くホームセンターに行けば、春から秋にかけて大抵は一株100円前後で売られています。
価格が安く、実は花を咲かせるのは簡単では無いのですが、枯れないように育成するだけなら屋外の水槽やビオトープで浮かべておけばよいだけなので、管理も簡単で全国何処にでもあるホームセンターで大量に格安で売られていることから人気があります。
ただし、ホテイアオイは元々日本の水草（浮草）ではなく、海外から持ち込まれた水草ですから日本の環境では天敵となるホテイアオイを積極的に捕食するような生物がいないことが多く、溜池などで夏場に大発生をして水路を埋め尽くすなどの問題が出ます。
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ホテイアオイ等の浮草が枯れた場合の対処方法。
まあ、個人的に庭やベランダ等でビオトープや水槽を設置してメダカやエビ、金魚や錦鯉等を飼育する場合、ホテイアオイは最高の水草の一つであり、環境さえ良ければ、根っこは20センチ以上の長さになり、水槽内が立体的に鳴り餌場や隠れ家になります。
ホテイアオイについては、特に気温が高くなると爆発的に増殖をしていつの間にか水面を覆い尽くすくらいに増えていく浮草なんですけど、ある日突然枯れ始めてしまい、そのまま放置していると、更に黒ずみ水に溶けてドロドロになって消滅してしまいます。
ですから、基本的には屋外でしたら大変強い浮草なので、べつに放置でもよいのですが、葉っぱが茶色くなっていたり、元気なく艶がなくなり黄緑色に萎んでいたりする場合、ホテイアオイに何らかの異変が発生していますから、なるべく早く対策をします。
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ホテイアオイをよく確認すれば枯れている原因が判明。
ホテイアオイが枯れる原因はかなり特定されますので、先ずホテイアオイがいつもと違って枯れている場合、よく確認をしてみてホテイアオイに蜘蛛の巣のようなものがありタカラダニのような赤いアブラムシが大量についていたら、枯れた原因はそれです。
ホテイアオイを育成していると、必ず経験するトラブルがこの赤いアブラムシの大量寄生により、栄養を吸い取られて大繁殖をする巣にされてしまうって状態であり、一度この状態になると、赤いアブラムシと見えない卵を全て駆除しないと確実に枯れます。
対処方法はとても簡単で農薬が使えないのでどうすれば？と思うかもしれませんが、ダイソーの100円のバケツに水道水を満タンに入れて、ホテイアオイを逆さまにして水に完全につけて重しの蓋をして1週間ほど放置しておけば、アブラムシと卵は全滅です。
水槽に大磯や赤玉土を敷き詰めていると枯れることがある。
茶色く枯れてしまっているホテイアオイをよく見ても、白い蜘蛛の巣のようなものや、タカラダニみたいな赤いアブラムシが全く確認できない場合、原因は水槽に大磯や赤玉土を敷き詰めているかどうかを確認して、もしそうならそれが原因の場合があります。
ホテイアオイと大磯、赤玉土等は相性があまり良くないことが多く、個体差もあるのでしょうけどそれが原因で枯れてしまうことがありますので、ホームセンターで荒木田土という田んぼの土を買ってきて、それを水槽に敷き直せば、元気に復活してくれます。
また、ダイソーの100円のバケツでベアタンクの状態にしてもホテイアオイは元気に育つことが多いので下手な砂利を入れるくらいなら何も敷かないベアタンク方が調子が良いくらいですから、完全に溶けて回復不可能になる前に、対策を取るのがお薦めです。
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