ホテイアオイをアブラムシから守る?防風ネット

価格が安くて、綺麗な紫色の花を咲かすことが出来るホテイアオイはホームセンターに行けば簡単に入手できますし、屋外の水槽やビオトープにて浮かべておくだけで勝手に増えていき、メダカやエビの隠れ家や餌場、産卵床になりますので、大変人気です。

それで、多くの人がホテイアオイを購入して、水槽に浮かべている光景が見られるんですが、このホテイアオイ、大変丈夫な水草であり、夏の時期になると増えすぎてしまい、貯水池の水路を塞いでしまって大問題になるなど、その繁殖力は凄まじいのです。

しかし、個人管理でホテイアオイを水槽に浮かべていると、夏場になるとツヤツヤ緑の葉っぱが大きく広がり、それは綺麗に元気そうに育つのですが、ある日突然葉っぱが茶色になり、最終的に全体的に黒くなってしまい、ドロドロに溶けて腐ってしまいます。

 

 

ホテイアオイをアブラムシから守る?防風ネット。

 

ホテイアオイが茶色になったり、黒くなってしまう原因の殆どが、ホテイアオイに付着する赤色のアブラムシが原因であり、とても小さい害虫なので、よく見ないと確認できないことが多いのですが、気がついた時には手遅れになっていることが殆どなのです。

また、慣れている人以外はこの赤色のアブラムシの存在を知らないことも多く、なんか最近ホテイアオイが茶色くなってきたな?とか、元気がなくなってきたな?と思っていても、じっくり調べることもなく、いつの間にやらホテイアオイが全滅等もあります。

この赤いアブラムシはホテイアオイに付着すると、その栄養分を吸い付くしながら、コロニー化してしまい、そこで大量繁殖を行うんですが、自然に発生するのではなく、飛翔する昆虫や野鳥の体に付着をして、そこで新たな寄生場所を増やしていく感じです。

 

 

スズメ対策の防風ネットの設置後は赤いアブラムシが消えた?

 

この、赤いアブラムシはホテイアオイを屋外の水槽に浮かべていると、定期的に発生しますので、その度に、一週間ほど水槽のそこに沈めて、アブラムシや卵などを駆除してからホテイアオイを元の水槽に浮かべ直す手間暇があり、何かと面倒な工程でした。

しかし、以前から、スズメが屋外の水槽を水場にして困っていて、凄まじいフンを大量に水槽周辺にすること、スズメは空を飛ぶネズミと呼ばれている位、不潔な生き物なので、それらが水槽周辺に屯するようになると、何かと問題が出るので困っていました。

そこで、ダイソーで100円で売られている防風ネットを園芸コーナーから購入し、屋外のスズメの被害にされされている水槽にかぶせてみた所、スズメが全く近寄らなくなり、その後、同時にホテイアオイに赤いアブラムシが発生することもなくなりました。

 

 

スズメや害虫が近寄れなくなるので防風ネットはお勧め。

 

ダイソーで税抜き100円で売られている青色の防風ネットの効果は絶大的で、水槽の上全体にかぶせて、オモリを四方に置いて風で飛ばされないようにしただけで、それ以降スズメが水槽に集まることはなくなり、水槽周辺も平和になり大変助かりました。

その後、ホテイアオイを浮かべている水槽を見ても、赤色のアブラムシが大量に発生することがなくなりましたので、それについても防風ネットでスズメが近寄らなくなったことによりスズメの体に付着していた赤いアブラムシが寄り付かなくなった感じです。

害虫も以前よりは近寄れなくなったようで、たまに水槽の上に溺れて死んでしまった昆虫が浮かんでいますが、防風ネットの内側に入ってしまうと、すり抜けることが出来ない昆虫はそのまま死んでしまうようで、後はミナミヌマエビの餌になる感じですね。

赤いアブラムシが毎回大量発生し、ホテイアオイが枯れてしまって困っているのであれば、一度、ダイソーで100円の防風ネットを購入してきて、水槽にかぶせて見れば、その後はホテイアオイが枯れることがなくなりますので、試してみる価値はあります。