カダヤシは何故売られていない?購入する方法は?

先日、ベランダにエビ繁殖用の水槽やビオトープを沢山設置している人から相談を受けたんですが、やはり夏場のシーズンになると、エビを増やす用の水槽の中に大量のボウフラが発生して困っているし、その水槽から凄まじい蚊が発生するので何とかしたい。

基本的にエビを爆発的に増やすには、単体飼育が基本ですし、スーパーで大量に無料配布している大きめの発泡スチロールを適当に拝借してきて、その中に適当にマツモやホテイアオイなどを入れておくだけで、淡水エビは夏場のシーズン限定で大繁殖します。

しかし、ボウフラが住み着く絶好の水場にもなってしまうので、メダカを大量に入れて対策をするか、水作のプロホースを使って定期的に水槽の掃除をしないといけなくなるんですが、メダカを入れるとエビが増えないし、プロホースは面倒って感じでした。

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カダヤシは何故売られていない?購入する方法は?

 

そこで、何処で聞いたのか知りませんけど、カダヤシって名前のボウフラを専門に食べる魚がいるとのことで、それを購入しようとしたんですけど、近くのホームセンターに行っても売っていないし、ペットショップでも売っていないので、どうすれば良い?

こんな感じの相談だったんですが、先ず先に、カダヤシはメダカの仲間というか、グッピーに近いタイプの小魚なので、メダカと同様にエビの子供は積極的に襲って食べられてしまいますので、カダヤシをエビの繁殖水槽に入れるメリットは全くありません。

更にカダヤシは特定外来生物に指定されている有害生物に該当するので、法律で厳密に飼育、営利目的の販売、生きた状態での輸送ですら禁止されていますから、万が一でもカダヤシを販売などしてしまうと、確実に警察がやってきて逮捕されてしまいます。

 

 

カダヤシだからボウフラだけを食べてる訳ではない。

 

誰がカダヤシという紛らわしい名称をつけたのか知りませんけど、確かにカダヤシは蚊の幼虫であるボウフラを好んで食べるのでしょうけど、これはメダカも同様であり、タナゴなども含めて殆どの小魚はボウフラを好んで食べますので、先ずこれが前提です。

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カダヤシという名称だけを聞くと、エビは食べずにボウフラだけを食べて駆除してくれるってイメージがあるかもしれませんが、そんな都合が良い魚は存在しませんし、結局、淡水エビの子供はあらゆる魚の餌になる事から、稚エビを食べないのは無理です。

もちろん、プレコ系の吸付きナマズの仲間であれば、稚エビは食べませんし、ボウフラは食べる種類もいますけど、屋外での飼育はかなり難しくなり、淡水エビのボウフラ対策として導入するのは本来の目的とは外れますので、素直にメダカを入れるべきです。

 

 

カダヤシはブラックバスと同じような扱いの魚です。

 

現在は、ブラックバスも特定外来生物に指定されているので、生きたままの輸送や飼育が禁止されているため、稀に釣り上げたブラックバスを生きたまま輸送している人が警察に逮捕されていますけど、カダヤシもそれと同等の扱いを受けると覚えておきます。

その為、先ず日本国内で堂々とカダヤシを販売している業者は見たことがありませんし、それでも相当な利益が得られるのであれば生き物を密輸している犯罪グループも扱うのかもしれませんけど、カダヤシは商業的価値もないので、先ず扱わないです。

それ故に入手が困難であり、何処にも売られておらず、カダヤシといういかにも「蚊」を絶滅させてくれそうな名称がついていることから、興味を持つアクアリウム初心者の人も定期的にいるんですが、何処にも売られていないのには必ず理由がある訳ですね。

屋外の水槽でエビを増やしたい場合の対策としては、出来る限り大きな水槽を用意して、ホテイアオイやマツモなどを多めに入れておけば、稚エビの隠れ家になりますので、メダカを沢山入れてボウフラ対策をしても、大量のエビが繁殖するのでお勧め。



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