プラチナアリゲーターの販売個体が突然消えた理由

以前、ネットではプラチナアリゲーターガーという、真っ白い変異個体のアリゲーターが100万円とか200万円という、びっくりするような金額で売られていて、見た目がワニのような魚で、全身真っ白な訳ですから、インパクトもあり結構人気もありました。

確か、アマゾンでも普通にプラチナアリゲーターガーが売られていたのを見て驚いたこともあるんですけど、最近ではネットでプラチナアリゲーターガーを販売している業者が全くいなくなり、あの白いワニみたいな魚は一体何処で購入できるのか?の話です。

知らない人もいるんですけど、数年前に、アリゲーターについては特定外来生物に指定されてしまったので、日本国内で販売目的での飼育、展示、売買、無許可の飼育等が一切出来なくなってしまい、それ以降はアリゲーターは市場から完全に姿を消しました。

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プラチナアリゲーターの販売個体が突然消えた理由。

 

プラチナアリゲーターガーは見た目が真っ白ですが、白メダカと同じく、アリゲーターガーが突然変異して体が真っ白になった個体ですので、アリゲーターガーは違いますって言い訳は通用しないですからアリゲーターガーに規制がかかると売れなくなります。

アリゲーターガーについては、以前から飼育をしたものの手に負えなくなり勝手に琵琶湖や多摩川等に放流する飼育者が続出してしまい、毎回ワニみたいな大きな魚がいると言った感じでニュースに登場することになり、その結果、特定外来生物になりました。

これは、完全に安易な気持ちでアリゲーターガーの飼育をした人、それを営利目的で販売し続けた業者に問題があり、放流する人があれだけ沢山出てこなければ、アリゲーターガーについては、特定外来生物に指定される事はなかったのではないでしょうか?

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プラチナアリゲーターガーを販売したら即逮捕です。

 

プラチナアリゲーターガーについては、日本国内であれば、販売をした時点、営利目的で展示をした時点、無断で飼育や生きたまま輸送をした時点で、即逮捕であり、300万円以下の罰金、懲役3年以下という悲惨な状態前提で警察に連行されてしまいます。

ですから、現在は日本ではプラチナアリゲーターガーを購入したくても、購入することは出来ませんし、仮に知り合いから正規に譲渡をする場合でも、都道府県知事の許可がひつようになりますし、その際には面倒な書類を沢山書かないといけなくなります。

プラチナアリゲーターガーの飼育をした場合、行政がそれを認めた場合に限っては個人でも飼育をする事が可能なんですけど、完全に行政に監視された状態での飼育になってしまいますし面倒な書類や手続きも必要ですし、行政から許可が出ないといけません。

 

 

海外に行けばプラチナアリゲーターガーも飼育は可能?

 

プラチナアリゲーターガー自体、世界的に一定の需要がありますので、お金がある人であれば海外に行けば購入して飼育することも可能な国も有るのですけど、そこまでして、この白い変異個体であるプラチナアリゲーターガーの飼育をしたいのかですね。

アリゲーターガーという魚は体がとても硬く、頑丈な鱗で全身が覆われていますので、相当大きな水槽というよりもプールのような巨大な施設が無いと、終生飼育することは出来ませんし、寿命も半端ではない長いので、下手をすると飼育者が先に死にます。

ですから、どうしてもプラチナアリゲーターガーの飼育がしたい場合、お金が有り余っていて、海外に移住が出来る人、巨大な飼育施設を用意できる人なら別でしょうけど、一般的にそこまでする人はいないでしょうから、飼育自体は大変難しい訳ですね。



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