大型台風通過後の屋外水槽のメンテナンスについて

つい先日、伊勢湾台風に匹敵する巨大な台風が日本列島を横断するとの報道があり、東京では午後8時に全ての電車が運休する状態になったり、外出は絶対にしないでくださいとのアナウンスがされていましたが、確かに風については過去最強の風でしたね。

実際、都内のタワーマンションは防音性能が高く気密性が高いので、窓を閉めていれば外の騒音は殆ど聞こえないのですが、先日の台風の強風は凄まじい騒音が室内にも入ってきていましたし、ベランダに出たくても強風の影響で窓が開かない状態でした。

ただ、雨は殆ど降っておらず、強風だけで済んでいたこと、台風の移動速度が早かったのか、朝になればカラッカラの快晴状態でしたので、今年多発しているような水害はあまり発生していないようですが、ベランダでは車のタイヤが吹き飛んでいた感じです。

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大型台風通過後の屋外水槽のメンテナンスについて。

 

水槽は水を入れると相当重たいですから、吹き飛ばされるってことはありませんが、台風の強風でなにかが飛んできて、それが水槽や容器に突き刺さったり、ぶつかったりして、水槽そのものが破損してしまうトラブルが無いわけではなので、先ず確認します。

今回の台風では、ベランダの端っこに積んでいた車のタイヤが吹き飛んでいたので一瞬焦りましたが、水槽の破損は全くない状態でしたし、メダカやエビなどは普通にいつもどおりでしたが、大抵台風の後には、ゴミなどが水槽内に飛んでくることがあります。

また、ベランダや庭もゴミや飛んできた草木などで散らかっていることが多いので、一通り掃除をすることになるのですが、その際に水槽内に飛んできているゴミなどを除去しておけばよいですし、雑草などが水槽内で確認できた場合は最優先で駆除をします。

 

 

雑草を駆除しておかないと水槽内で繁殖することがあります。

 

大型台風の強風では、意外なものが飛んでくることもあるのですが、雑草等が水槽内に飛んできている場合、そのまま放置しておくとホテイアオイ等の浮草を土台にして、水槽内で雑草が成長をしてしまうこともありますので、見つけ次第処分するのが基本。

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まあ、よほど大きな池などでない限り、仮に雑草が水槽内で繁殖をしても直ぐに除去出来ますからそれほど大した問題ではありませんが、台風の後に天気が良くなると、大抵はハエやアブ等の害虫が飛翔してきて、ホテイアオイの上でくつろぐことがあります。

その際にはかなりの確率で赤色のアブラムシが同時にやってきて、ホテイアオイに寄生をして大量繁殖をしてしまい、そのままホテイアオイが枯れてしまう状態になることがよくありますので、暫くの間はホテイアオイなどの浮草のチェックをするのがお勧め。

 

 

住宅が水没するような状態にならない限り水槽自体は大抵無事。

 

最近、日本で発生している水害の場合、住宅そのものが水没してしまうことが多くて、今回の台風でも、自宅の2階で寝るのを政府がお勧めしていましたけど、住宅が水没する状態になった場合は、水槽はもう崩壊していますので、その際には諦めましょう。

ただ、大雨強風でも住宅が水没をしていないのであれば、水槽自体は以外に頑丈で、水を入れた容器や水槽はかなりの重さになる都合上、特に台風でも大雨でも問題はありませんし、水槽から水があふれるような状態でも魚やエビは底に隠れているので大丈夫。

例外的にドジョウやウナギの場合、水槽があふれるくらいの大雨が降っている際に、そのまま水槽から脱走して逃げてしまうことがありますので、台風の大雨が不安な場合は、事前に雨に濡れない場所に移動させるか、蓋をしておくと水漏れを防げます。

大型の台風の後に水槽を確認して、万が一の破損があればそのまま確認ですが、通常は底までの被害が発生することはありませんので、問題がなければ、その後に発生する可能性が高い赤色のアブラムシ対策とゴミの掃除をすればよいくらいです。



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