ミナミヌマエビの輸送についてのお問い合わせを頂きましたので、こちらについて回答したいと思いますが、ミナミヌマエビを簡単かつ安全に輸送する方法としては、ペットボトルを使うのが大変お勧めになりますからペットボトルでの輸送を検討しましょう。
ペットボトルについては、日本全国どこでも簡単に入手できる容器であり、大きさも500ミリリットルから2リットルまでの種類がありますが、もちろん2リットルの大きなペットボトルの方が水量が多いので安心ですが、大きくてかさばるのでいまいちです。
ということは、500ミリリットルのペットボトルをミナミヌマエビを輸送する際の容器として使うのが利便性がよく、コンビニやスーパーに行けばどこでも売っていますので入手も容易ですし、価格も高いものではないので、ゴミに出す前に確保がお勧めです。
ミナミヌマエビを輸送ならペットボトル大作戦。
500ミリリットルのペットボトルを入手したら、中身を水道水できれいに洗って汚れを落としておけば、その状態で蓋をして水槽台の中に入れておけば、いつでも利用できますから、ゴミとして処分する前に数本程度、アクアリウム用に確保しておくと便利。
使い方としてはペットボトルの中に飼育水を入れて、マツモやウィローモス等の水草をいれるだけで、後はミナミヌマエビを適当に入れ、蓋を締めるだけで、カバンにペットボトルを入れて何処にでも移動できますので、友人に譲渡するときもこれでOKです。
ペットボトルは大きさが手頃かつ簡単にカバンの中に入れることが出来、頑丈なので途中で破損したり水漏れをしたりすることもなく、短期間であれば安全にミナミヌマエビを輸送することが出来ますので、何時もこの方法でミナミヌマエビを配布しています。
ミナミヌマエビを輸送するなら袋の酸素吸入が良いのでは?
ペットボトルでミナミヌマエビを輸送する話をすると、よく言われるのが、アクアリウム専門店のように透明の頑丈なビニール袋に大量の飼育水を入れて、酸素を満タンに吸入すればよいのでは?と言われる方がいるんですけど、確かにこの方法がベストです。
しかしながら、アクアリウム専門店ならいざしらず、普通の人がアクアリウム専門店で魚を購入した際に使われる頑丈なビニール袋、酸素吸入をするための専用器具を持っていることはまずありえませんので、それでペットボトルでの輸送をお勧めしています。
ペットボトルでのミナミヌマエビの輸送については、短期を意識したものですので、長期間の移動、いわゆる翌日までその状態で放置してしまうと、大抵が翌日には全滅してしまいますから、ネット通販などで使えないのですが、短期間の移動なら無問題です。
何故?ペットボトルだとミナミヌマエビは死んでしまう?
ペットボトルでミナミヌマエビを輸送する場合、足場の水草は必須になりますので、マツモやウィローモスを適当に入れておけば大丈夫ですが、もし、水草がない場合、足場になるメラニンスポンジとかネットをカットしたものを入れておけば大丈夫です。
足場になるものがペットボトルの中にない場合、ミナミヌマエビは洗濯機の中でかき回されているような状態になってしまいますので、短期間で死んでしまいますし、エビの輸送については足場になる水草を多く入れておくのは必須になると思って下さい。
ペットボトルでの輸送をした場合、ミナミヌマエビは翌日には死んでしまう理由ですが、水量が少ない為の酸欠という理由もありますし、水温が極端に移動することもありますし、移動時のストレスなどもありますから、あくまで短期的な手段となりますね。
基本的に、日本国内を移動する場合、数時間もあれば大抵は移動できますし、車で1000キロ以上の距離を移動したことがありますが、その際でもミナミヌマエビは無事でしたので、うっかり翌日までそのまま放置しない限りはまずこれで大丈夫です。