アクアリウムを始めるにあたって、オーバーフローシステムを採用した巨大水槽で大型魚を飼育する人ならあまり関係ない話ですが、普通の60㎝クラスの水槽であるなら、飼育する魚やエビに限らず例外なく大抵は水草を水槽にレイアウトする人が多いです。
水草は見た目のいやし効果もありますし、水を綺麗にする効用もありますし、更には稚魚や稚エビの隠れ家や縄張り等に大変役立つことから、金魚やメダカ、ネオンテトラなど、色々な魚を飼育する環境でも、カモンバやマツモ等の水草を大抵は入れています。
水草でも、マツモやカモンバ、ホテイアオイ等の場合、価格が100円前後と大変安いことや、ホームセンターであれば大抵売られているので、気軽に購入ができるのですが、ウィローモス等の水草は若干価格が高めになっているので、ちょっと購入を迷います。
水槽にレイアウトする水草を無料で入手する方法。
ウィローモスはエビの飼育をする際には必須とも呼べる水草になっていて、特にジェラシックパークみたなレイアウトを行うことが出来る、南米ウィローモスは大人気なのですが、購入すると1カップで700円から1000円前後の価格になるので結構高いです。
しかし、ウィローモスは育成がとても簡単で、あっという間に大量に増やすことが出来る水草(正確には苔の仲間)ですから、1000円はちょっと高いかな?と思ったら、世の中にはウィローモスが増えすぎて困っている人も沢山いるので、面白い話です。
私も、ウィローモス、南米ウィローモスを水槽にレイアウトしていますが、毎回、凄まじい勢いで増殖していき、毎週トリミングして大量にゴミとして処分しているので、そういった友人を見つければ、いくらでも無料でウィローモスを入手可能になります。
実は水草の扱いに困って大量に捨てている人は多い。
水槽の中にレイアウトする水草については、結構な価格で販売されていて、高いな?ってイメージがあるかもしれませんが、どれだけ高価な水草でも、扱いに慣れてくると簡単に増やすことが出来ると言うか、増えすぎて困ってきて、定期的にゴミに出します。
なので、アクアリウムを始める場合、水草に興味があるなら、既にアクアリウムをやっている友人を何とか探せば、水草水槽やエビの飼育をしている場合、間違いなく、大量の水草を定期的に処分しているので、少し下さいといえば、快く譲渡してくれます。
ただ、アクアリウムをやっている人自体が、かなり少ないマイナーな業界なので、友人でアクアリウムをやっている人がいなければ、SNSで探したり、友人の紹介などを当たったりするなどをしていくことになるのですが、頑張れば、何とか見つかります。
水草の育成は難しくないのでチャレンジする価値はある。
アクアリウムにおける、水草の育成ですが、水草によって飼育難易度が変わったりすることはありますけど、環境さえ用意できていて、アクアリウムの基本的なことさえわかっていれば、それほど難しいものではなく、慣れてくると簡単に水草を増やせます。
また、水草が綺麗にレイアウトされている水槽は、見ているだけでいやし効果がありますので、少しでもアクアリウム、特にネイチャーアクアに興味があれば、水草の育成を始めてみるのがお勧めなのですが、水草メインの水槽は若干初期投資が必要です。
もちろん、簡単に育成できる水草もありますが、最低で60cm水槽、エーハイム2213、水槽用ヒーター、水槽クーラー、LED照明、出来ればテクニカの蛍光灯照明、必要により二酸化炭素関係、エビや魚少々が必要になるので、その予算を確保できるかです。