メダカを手で触ったら死んでしまった?原因

メダカの飼育を始めた際に誰もがやってしまうトラブルとして、ネット等を使わずに直接メダカを手で掴んだり、手で掬ったりして、その後にメダカがだんだん弱ってきてしまい、死んでしまったとか、なんか泳ぎ方がおかしくなってしまっう事があります。

これは、人間の37度位の体温と変温動物であるメダカの水温に合わせた体温の急激な温度差がメダカの体に直接伝わることにより、人間で言えばやけどをしてしまっている状態になってしまい、それが原因でメダカが弱ってしまい死んでしまっている訳です。

釣りをしていると青物毛と呼ばれるイワシやサバ等が沢山釣れますが、イワシなども人が直接体を触ると鱗が大量に手にひっつき、早い段階で弱って死んでしまいますので、釣りをする際にはイワシの体には直接触らず、タオルなどで包んで針を外します。

 

 

メダカを手で触ったら死んでしまった?原因。

 

メダカに限らず、殆どの魚は変温動物になっていて、人間のように体温が常に37度前後で保たれるってことはなく、周りの温度、すなわち水温に合わせて体温が変化しますので、それで水温が低くなると動かなくなったり、高くなると活発になったりします。

メダカを移動させる時にはネットで掬ってから、別の場所に移動させるのが基本なのですが、一部のアクアリウムショップでは、直接手でメダカを触っているショップも有りましたので、そういったショップではメダカに限らず生体を買うのは止めましょう。

一度、人の体温が37度前後ある手で、メダカを掴んだり触ったりしてしまうと、それだけ全身やけどをしたような状態になり、直ぐには死なないかもしれませんが、次第に泳ぎ方がおかしくなり体力が弱っていき、最終的には死んでしまうことになります。

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メダカはネットやコップで掬って移動させるのが基本。

 

メダカを別の場所に移動させたい場合、稚魚でしたらネットで掬うと死んでしまう場合がありますので、コップなどを使って飼育水ごと掬ってから移動をさせると完璧ですし、針子と呼ばれている生まれて間もない稚魚の場合は、スポイトで掬えば完璧です。

ある程度成長をしたメダカの稚魚の場合、スポイトで掬おうとすると頭がそのままスポイトの先端に引っかかり、激突をして死んでしまいかねませんので、その際にはコップなどを使って捕獲をして、ある程度成長した個体以上はネットで掬って移動させます。

ネットに関して、それほど高価なものではありませんし、100円前後で売られているものですから、持っていない場合はなるべく早めに購入をしておき、メダカを移動させる際に死なせないようにしておけば良いですから、ホームセンターにいくとよいです。

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水合わせのショック死も急激な温度差によって発生する?

 

人間の体温はメダカからすれば相当な高温ですから、直接触ってはいけませんし、メダカの場合は大型プレコのようなつかめる突起物がなく、体温が影響しない場所を掴むことも出来ないので、メダカの体を掴む=メダカが死んでしまうという状態なのです。

よく、新規でメダカを飼育する人が水槽の買ってきたばかりのメダカを水槽に入れると、翌日全滅していたって事もありますが、これは水合わせに失敗していると発生する症状であり、急激な水質の違いと水温の違いにより、メダカが耐えられずに死にます。

その対策として、現在ではスドーのサテライトと呼ばれているミニ水槽を使えば、誰でも簡単に水合わせが行えるようになっているので、水合わせに失敗したって話はあまりきなくなりましたが、直接手で触って死んでしまったって話は定期的に聞きますね。

メダカを購入しても、ネットのことを知らない初心者の人もいますし、ネットなんか要らないって人もいますが、メダカの飼育を始めるとある時期から繁殖をするようになり、水槽から別の場所に移動させる必要が出てきますので、ネットが必要になります。

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