メダカが水槽からジャンプをして干物になって困る

ここ最近、急激に気温が低くなっていて、屋外の水槽はそろそろ極寒の環境になってきていますが、室内に設置している水槽はヒーターで水温を25度に設定していますから、外気温が幾ら低くなっても何の関係もないのでメダカ達は春だと勘違いしてそう?

屋外の水槽のメダカたちは既に水温がかなり低くなっているので、天気が良い昼間の時間帯以外では、水槽の底でじっとしている感じですが、室内の水槽のメダカたちは元気かつ活発に泳ぎまくっているようで、ここのところ、干物になっている事が多いです。

干物になるというのは、夜中にメダカが水槽からジャンプをしてしまい、当然ですが、一度水槽から飛び出てしまったメダカは自分の力では、水槽の中に戻ることが出来ないことから、そのままフローリングの上で乾燥してしまい、干物になってしまいます。

 

 

メダカが水槽からジャンプをして干物になって困る。

 

原因は良くわからないのですが、今月になってから、水槽からジャンプをして干物になっているメダカが増えてきているので、ちょっと水槽の水位を下げたほうが良いのでは?って感じてきているのですが、せっかく成長をしたメダカが干物になると・・・。

メダカはジャンプをしないって思っている人も多いのですが、実は健康でパワフル個体は水面でジャンプをすることも多く、ジャンプをするだけなら元気でよいのですが、水槽を飛び越してしまって、そのままフローリングに落ちてしまって干物になります。

基本的にメダカは普段はとても大人しい魚ですので、そこまで積極的にジャンプをすることはないのですが、稀になにかのきっかけで頻繁にジャンプを行う個体が出てくることもあり、そうなると水面でジャンプを行うメダカを頻繁に見ることになります。

 

 

メダカのジャンプ対策は巨大魚と比較して容易なので楽?

 

メダカが毎晩のようにジャンプするようになると、飛び出し対策をしていないと、毎朝メダカの干物がフローリングの上に転がっている状態になることもあり、レミングスのように飛び出したメダカに他のメダカも連動することもありますので、対策をします。

メダカの飛び出し対策はとても簡単で、ピラルクーとかアロワナを飼育している水槽のようにアクリルの巨大な蓋を乗せて、その上に重たいオモリを乗せないと凄まじい体当たりのパワーで蓋がオモリごと吹き飛ばされる心配もないので容易に対策ができます。

ジャンプ対策の方法は単純に水量を下げて水面を3cm位低くしておくと、流石にメダカのジャンプ力は5cm前後もありませんから、水槽から水量を減らすか可能であればガラス蓋を乗せておくだけで、朝起きたらメダカが干物になることはなくなるので楽です。

 

 

メダカはジャンプをして干物になっても気が付かない事が多い。

 

メダカの場合、とても体が小さい魚ですから、水面からジャンプをしてフローリングに転がって干物になってしまっても、案外干物になったメダカはフローリングに転がっていても、気が付かない事が多く、誰も気がつくことなく干物になることも多いです。

大型魚のピラルクーとかアロワナがジャンプをすると、凄まじい騒音が発生しますし、万が一水槽から飛び出して大型魚がフローリングに落ちた場合、これも強盗でも自宅に押し入ったのか?と感じるくらいの物音が夜中に発生することが多いので分かります。

夜中にアジアアロワナが水槽からジャンプした場合、アクリルのオモリ付きの蓋を吹き飛ばし、それがフローリングに転がって大きな騒音が発生し、更にアロワナがフローリングに落ちて人がもがいているような音が深夜に聞こえるので本当に驚きます。

しかし、メダカのジャンプはメタルギアのスネークですらビックリする程、ステルス性が高く、先ず水槽を凝視している人でもない限り、それに気がつくこともなく、人知れず水槽の中でジャンプをしたり、元気よく飛び出して干物になるメダカがいる訳です。