淡水貝ヒメタニシやラムズホーンを食べる事は可能?

よく質問されることがあるんですが、ヒメタニシやラムズホーンは食べることは出来るのか?と言った内容の話題・・・、正直、タニシはかつての日本では食用として食べられていたのは事実なので、大きく成長をしたマルタニシ等は食べれるとは思います。

しかし、流石に戦前の日本では普通に食用だったのでマルタニシやヒメタニシ、ジャンボタニシを食べることが出来ると言われても、ちょっと、ご遠慮したい感じで、以前海外で食べたことはあるかもしれませんが、自分で調理をして食べる気にはなりません。

なので、日本原産のタニシを食べれる事実は文献資料で調べて知っているけど、周囲に実際にタニシを食べている人がいない事、自分がタニシを食べる気は全く無いことから食べても問題はないにしろ、興味があり食べたいなら自己責任でどうぞになります。

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淡水貝ヒメタニシやラムズホーンを食べる事は可能?

 

メダカも現在でも日本の一部の地域では佃煮として伝統料理がお土産屋等で売られていると聞いたことがありますので、メダカも刺し身や天ぷらなどで調理することは出来ませんが、地方によっては佃煮等で古来から調理されて食べられていたと聞いています。

当然、ヒメタニシやマルタニシも手軽かつ大量に淡水域で捕獲できることから栄養価が高いタンパク源として、戦前は食べられていたようですが、今の時代にヒメタニシやマルタニシを食べている人を見たことがなく、食べたい人も聞いたことがありません。

ですから、食べれるし、食べても笑い茸とかカエンタケのような命に関わるような症状が出ることはないのでしょうけど、食べる場合は必ず調理をして完全に火を通して食べることが絶対条件になっていますので、後は各自で好きに調理をして良い感じですね。

 

 

どうしてもタニシを食べたい場合は必ず完全に火を通すこと。

 

ヒメタニシやマルタニシをどうしても食べたい場合、必ず完全に火を通して食べないといけない理由ですが、これは一般常識的な話として、淡水域で捕獲した魚や貝、エビなどを食べる時は食中毒や寄生虫の問題があり、必ず完全に火を通すのが基本なのです。

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以前、その辺の池で釣り上げたブラックバスを刺し身にして食べた後、寄生虫に感染してしまって大変な状態になったというか死んでしまったって話を聞いたことがあるのですが、ブラックバスはスズキに味が似ているので刺し身で食べたら旨いでは駄目です。

ヒメタニシやマルタニシにしても同様で、流石に鯉とかフグなどでしたら生で食べても問題はないのでしょうけど、人間が生で食べた場合は、どのような食中毒、寄生虫による症状が発生するか想定も出来ませんから、チャレンジするなら火を通しましょう。

 

 

ラムズホーンについては全くわからないけどお勧め出来ない。

 

後、タニシと合わせて良く聞かれるのが、ラムズホーンは食べれるのか?と言った話なんですけど、ラムズホーンは流石に日本原産の貝ではないこと、カタツムリのような形状をしていてサイズもタニシより小さいですので、食べたくてもお勧め出来ません。

ラムズホーンを食べても完全に火を通したしても、美味しそうな味がするとは思えないこと、カタツムリを食べれる人位しか、ラムズホーンを食べようと思わないこと、フランス料理で有名なエスカルゴと比較しても大きさも小さいので駄目でしょうね。

海の貝では、牡蠣やアサリなどに貝毒と呼ばれる有害な物質が発生することがありますが、淡水のタニシでも同様の貝毒が発生するのか分かりませんから、どうしてもタニシを食べたい場合、貝毒についても行政に確認をとってから調理したほうが良いですね。

貝毒については、聞かれても正しい説明が出来ませんので、専門書を見て理解するのがお勧めなのと、単純な仕組みで発生するものでもないと、素人判断で適当な感じでネットで調べても、正しい情報を得られるとは思えないので、やはり専門書がお勧めです。



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