突然!飼育中のプレコが餌を食べなくなる理由

長期間に渡って水槽で魚やエビを飼育していると、突然餌を食べなくなることがあり、一体何が起こったのか?と驚くことがありますし、餌を全く食べないと困ってしまいますので、なんとかしないといけない訳ですが、メダカが餌を食べないのは危険な状態。

メダカのような雑食性の魚の場合、なんでもよく食べますので、毎日同じ餌を与えていても特に問題が発生することはありませんので、メダカが餌を食べなくなってしまった場合は、メダカの体調が極端に悪いとか水質が極端に悪化している良くない状況です。

なので、健康なメダカが餌を食べなくなるってのは見たことがありませんが、プレコやオトシンなどのグルメな魚の場合、草食系の固形餌を与えている人が多く、何時もよく食べているのに何故か、突然いつものプレコタブレットを食べなくなる事があります。

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突然!飼育中のプレコが餌を食べなくなる理由。

 

プレコの場合、キョーリンのひかりクレストプレコが有名なので、この固形状のタブレット餌を与えている人が多いと思いますが、最近では価格が安いチャーミープレコって餌も出てきましたので予算的に厳しい人はこちらの餌を与えている人も増えています。

プレコが突然餌を食べなくなる理由は、同じ餌ばかりを与えていると飽きてしまうケースも有るのですが、プレコの餌って結構なボリュームがありますので、長期間に渡って使っていることにより餌が酸化してしまって、本来の風味がなくなることがあります。

プレコに限った訳ではありませんが、魚は匂いに敏感に反応して餌にかぶりつくことが多く、酸化してしまったプレコタブレットでは匂いが殆どしなくなってしまっていることが多く、プレコからしたら、こんな不味い餌は食べないぞ!って感じでしょうか?

 

 

プレコタブレットは密封していても酸化していくの?

 

プレコタブレットを購入してみると分かりますが、アルミ製のチャック付きケースに梱包されていて開封後も完全に密閉をして保存することが出来ますので、それにより長期間に渡ってなるべく品質を劣化させず保存できる訳ですが、それにも限度があります。

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プレコタブレットの袋のチャックを開いて、そこに手を入れてタブレットを取り出すたびに酸化していくことになりますし、その間に空気が入れ替わるわけで、開封からなるべく短期間で使い切るなら別なんですけど、かなり日持ちするボリュームなのです。

その結果、開封から時間が経過するにつれて、残っているプレコタブレットは順番に劣化していきますので、いつの間にやら当初の香りが殆どしなくなり、別に餌として与えても害はないんですけど、グルメになったプレコたちは次第に食いつきが悪化します。

 

 

食いつきが悪くなったら他のメーカーの餌に交換もありです。

 

期間が経過して、開封当初の風味が餌から無くなったとしても、その餌を完全に食べなくなる訳ではなくて、そのうち時間が経過したら食いつくようになりますし、ミナミヌマエビとかメダカであれば、どれだけ酸化した餌でも普通に食べるのでそちらもあり。

草食系の餌と動物性の餌を食べるインペリアルゼブラプレコでしたら、プレコタブレットを食べなくなると、冷凍アカムシを与えるなどの対策を取れるんですけど、オトシンとかブロンズプレコの場合は、レッドビーシュリンプ用の餌を与えると食いつきます。

特にレッドビーシュリンプ用の餌は、ボリュームが少ない割に、かなりの高額な価格帯に設定されていますが、それなりにグルメなレッドビーシュリンプが食いつくように開発されていますので、レッドビーシュリンプ用の餌を与えてみると効果があります。

その後、暫くこれまでとは異なる新しい餌を与えていると、食いつくが悪くなっていた古い酸化して香りが無くなってしまった餌にも食いつくようになりますので、毎日同じ餌を与えていると、プレコやオトシンも飽きてしまい食いつきが悪くなる訳ですね。



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