こちらのブログを見ていたらついついアクアリウムに興味を持ち、60cmサイズの水槽セットを購入して、これから魚とかエビの飼育を始めようとしている人から相談が寄せられました。
その相談内容というのは、何でも流木を購入して水槽に入れたのは良いのですが、その後に水槽の水が黄色くなってしまって、このままでは魚やエビが全滅してしまうのでしょうか?、と言った内容です。
このような状況になるケースはよくありますので、この場合にどのような対処方法を取れば良いのかについてご説明いたします。
流木を水槽に投入する理由はより自然な見た目を好むからです。
水槽の中に流木を入れる理由の多くが、見た目的に水槽の中を自然の環境により近づけたい為であり、それ以外の理由で流木を水槽に入れる人は殆どいません。
例外的に、ロイヤルプレコの餌として流木を大量に投入する人もいますが、流木を食料として食べれる魚はロイヤルプレコとタイガー系の特定のプレコ位ですから、本当に例外中の例外になります。
自然の河川などでは、流木が水に沈んでいて、その周辺に水草が沢山生えているなどは普通に見られる光景ですから、アマゾン川などでは当たり前のようなイメージになっている光景を水槽の中で構築したいと思うのは当然の話です。
流木はアク抜きをしてから水槽に投入するのが基本です。
それで、その辺に転がっている流木をそのまま水槽に入れると、流木にはアクが含まれている為、水槽の中で悪影響が発生するとか、今回のように水が黄色くなるとかの状態になる場合があります。
ですから、野菜を鍋で煮ると、アクが沢山出てきますが、あれと同じ理屈でドラム缶などの中でお湯を沸騰させて、流木からアク抜きをしたものを商品として販売する事が殆どです。
チャームさんなどのサイトを見てもわかりますけど、必ず流木にはアク抜き済みとか、アク抜きをしていないことを明確に明記していますので、流木を購入する際にはアク抜き済みのものを購入すれば想定外のトラブルが発生することはありません。
アク抜き済みをしていない流木をしていると詐称しているの?
今回、水槽の中の水が黄色くなってしまったトラブルですが、アク抜きをした流木を使ってそうなったのか?、まずはこちらを最初に確認することになります。
その結果、普通にチャームさんで購入したアク抜き済みの流木を使っていて、それで安心して水槽の中に入れてみたら、あっという間に水が黄色くなってしまったとのこと。
実はアク抜きをしていない商品をアク抜き済みとして売っているのでは?、と疑いを持たれている状態になっていますので、その理由についてわかりやすく説明していくことになります。
次回に続きます。