スポンジフィルターが外れたり取れやすい?原因と対策方法

コンパクトな水槽でも利用できて、見た目もデザイン的に優れており不快感を感じる人も少なく、実は結構濾過能力が高い濾過フィルターがスポンジフィルターになる訳なのですが、欠点があると言えば、意外に価格が高くて維持コストも高いことくらいです。

こちらのスポンジフィルターを使っていると、ある特定のトラブルに悩まされる事が多くなる人も多くて、その場合は何度改善しようと思ってもなかなか改善することが出来ないため毎回イライラして仕方がなくなる話といえば、水槽から外れてしまう事です。

それに合わせて、スポンジフィルターの穴がユルユルになってしまって、直ぐにスポンジフィルターのフレームから外れてしまって、困っている?って人も多いと思いますので、水槽から吸盤がすぐに外れてしまう、更にはスポンジが抜けてしまう改善策です。

 

 

スポンジフィルターが外れたり取れやすい?原因と対策方法。

 

スポンジフィルターは長期間に渡って使用していると、フレームに挿す穴の部分がユルユルになってきて、最後の方は簡単にスポンと抜けてしまうようになっていますので、テトラのスポンジフィルターを見ても分かる通り穴が下向きで利用する設計です。

エーハイム2213等の外部式ろ過フィルターのストレーナーにスポンジフィルターを挿し込んで使っている場合は、スポンジの穴の部分が上を向いているのでユルユルになってくると、どうしても重力で下に落ちてスルスルと抜けてしまうことがあります。

この場合の対策方法は2つあり、スポンジフィルターを挿し込んで使っているストレーナーをそのままソイルの上に置くようにして、水槽のガラス面に吸盤でストレーナーを固定して先端がソイルにつかない状態にするのをやめれば、スポンジは取れません。

 

 

スポンジフィルターには実は寿命があるので交換する時期それ。

 

一般的にみて、ろ過フィルターは半永久的に利用できるってイメージがあるかもしれませんし、エーハイムの2213などでもモーターが故障やパッキンが破損をしない限りは5年、10年とそのまま利用できる耐久性がありますので、長期利用ができるわけです。

しかし、スポンジフィルターは寿命が意外に短くなることもあり、これは利用している水槽の環境によって異なりますので一概にはいえませんけど、持って数年耐えれば良い方であり、数年後にはユルユルの苔だらけになっていることも普通にあります。

スポンジフィルターの穴がユルユルになってしまって抜けたり外れてしまう状態になった場合、それはスポンジの交換時期になりますので、テトラなどでしたら交換用のスポンジもパーツで単体販売しているんですけど、実はかなり割高なのが欠点ですね。

 

 

スポンジフィルターが水槽からすぐに外れてしまう原因と対策。

 

では、もう一つの代表的なトラブルである、スポンジフィルター全体が水槽のガラス面から外れてしまうトラブルの原因ですが、こちらは吸盤パーツが劣化して硬化してもう機能しなくなっているか、もしくはガラス面の苔が原因で吸着力が落ちています。

吸盤を触ってみて明らかに固くなっている場合、もう交換時期になっていることが殆どなので、新品のパーツを購入すればよくというか、それしか方法がありませんし、スポンジパーツ単体よりも幾分価格は控えめなので、購入を躊躇することもありません。

水槽に頑固な丸い緑色の苔がついている場合、簡単には苔が除去できずメラニンスポンジでも全然落ちないようなコケの場合、三角定規や車の板金で使うプラスチックのパテ用の工具を使えば、簡単ではありませんが頑固なコケを除去することは可能です。

何回、ガラス面にスポンジフィルターを貼り付けても、数時間後とか翌日には外れてしまって、水面にスポンジフィルターが浮かんでいて、ゴボゴボとエアーの騒音がしてしまって、毎回イライラするかもしれませんが、対策はそれほど難しくはありません。