ベランダで飼育しているヒメタニシを無事に越冬させる方法

最近、寒くなってきましたのでベランダで飼育しているヒメタニシやドジョウの越冬方法についてのご相談を受ける事があるんですけど、ヒメタニシやドジョウを越冬させる際には特別なことをする必要はなく、冬場は地面に潜って冬眠している事が多いです。

その為、冬になると水槽からヒメタニシがいなくなっている?とびっくりする方も多いのですが、その場合は室内と屋外の両方の水槽でヒメタニシを飼育していて、室内のヒーター設置水槽では普通に活動しているヒメタニシを見ているとそう感じるのです。

ヒメタニシが水槽の中で死んでしまった場合、巨大な鯉でも飼育している環境なら別でしょうけど、完全にその姿が水槽から消えるわけではなくて、貝殻のみがぽつんと水槽に転がっている状態になりますので、大抵の場合は地面に潜っている状態になります。

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ベランダで飼育しているヒメタニシを無事に越冬させる方法。

 

ヒメタニシをベランダで飼育していて、無事に越冬させる方法は特別な環境を用意することなく、何もしなくても勝手に越冬してくれますので、大量に餌を与えたりする必要はまったくないのですが、経験上大磯よりも荒木田土の環境のほうが良さそうです。

ヒメタニシは大量に餌を食べますので餌がなくなると餓死してしまうことも多く、特に室内水槽で飼育している場合は、他の魚のえさの残り物だけでは餌が足りなくなることもありますし、そもそも植物性の餌しか食べないので餌には注意しないといけません。

特に何もする必要はありませんが、飼育している環境によってはヒメタニシにとって、越冬が厳しい条件に該当する水槽になっている場合もあるかもしれませんから、よく水槽を観察しておき地面に潜らない場合はプレコタブレットなどを与えて様子を見ます。

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冬になって寒くなるとヒメタニシは必ず地面に潜って冬眠するの?

 

ヒメタニシが冬になると地面に潜って冬眠する?、といった話を聞いて、え??、うちの環境ではそんなことはしないって人も居るかもしれませんし、実際にヒメタニシも環境によって行動が異なる場合もありますから絶対的な話であるわけでもありません。

冬になると冬眠する事が当たり前のクマなどでもそうですが、稀に冬眠しないクマもいて、そのようなクマは相当凶暴になっている事が多いので、絶対に冬山で遭遇してはいけないって話もありますし、世の中には例外になる行動をする生き物も結構います。

室内でヒーターを設置して飼育しているヒメタニシが地面に潜ることは殆どなく、ドジョウも同様で、一応地面(ソイルや大磯)に潜るんですけど、顔だけだして周囲の安全を警戒している行動を取るくらいであり、完全に潜って冬眠することはありません。

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安全にベランダで飼育のヒメタニシを越冬させるには観察すること。

 

ベランダの水槽でヒメタニシを飼育している場合、安全に越冬させる100%再現性のある方法というものはなくて、他では完全放置飼育で勝手にヒメタニシが地面に潜って冬眠をして春先から活動を開始しても、それが全ての人に適応できる訳ではありません。

その為、定期的にベランダで飼育しているヒメタニシの行動を観察してみて、地面に潜ることなく積極的に餌を食べている場合、恐らくは餌不足で冬眠が出来ない状態にあるか、冬眠そのものをしない可能性がありますので、普通に餌を与え続けていきます。

基本的に、どのような生き物でも冬眠をする前には大量の餌を食べて栄養を付けてから、餌が殆どなくなる寒い冬に活動をするよりも、じっと消費カロリーを抑えて冬眠したほうが良いのでそうしている訳ですから、冬眠するだけの栄養が必ず必要です。

ヒメタニシの場合、屋外でしたら荒木田土を5㎝程しきつめた環境であれば、これまで餓死してしまったことは一度もありませんが、大磯の環境で放置しているといつのまにやら餓死してしまったケースが有りましたので、完全放置なら荒木田土がお勧めです。

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