3ヶ月ぶりに水槽のろ過フィルターの掃除をした結果

年末年始は忙しくなる上に、気温が急激に低くなりますので、できれば水槽のろ過フィルターのメンテンナスは面倒でやりたくないって人も多いと思いますが、60㎝水槽であればエーハイム2213を3台取り付けていれば、3ヶ月位は掃除をしなくても大丈夫。

もちろん、飼育している魚やエビ、貝等の個体数にも依存しますが、60㎝水槽ならエーハイム2213が3台フル稼働している状態であれば、最高レベルのろ過フィルターの環境であることは間違いないので、殆どの場合で水槽が安定しますのでお勧めの内容。

それで、最近暖かくなったので、3ヶ月ぶりに水槽のろ過フィルターの掃除とメンテナンスをすることにしたのですが、水槽の中を見ると、タニシが結構死んでいることや、水草が弱っていること、メダカの産卵頻度が落ちている等がすぐに分かりました。

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3ヶ月ぶりに水槽のろ過フィルターの掃除をした結果。

 

水槽を見ただけでも、ロタラ等の水質に敏感な水草は殆どの葉っぱがなくなってしまっていて、茎だけになっている個体が多くなっており、流石にロタラ系の水草は3ヶ月間もメンテナンスをしていない水槽では完全に枯れないまでも、元の姿は保てない状態。

エーハイム2213を3台とも水槽から取り外し、中を開けてみると、まっくろくろすけ状態になっていて、もうろ過フィルターの中が目詰まりをしているというか、ウールも真っ黒になって、ゴミなどがろ材部分に大量に混ざっているのこれでは駄目ですね。

時間をかけて、エーハイム2213を3月ぶりに綺麗に掃除して、濾材もバクテリアを殺さないように水槽の25度に保っている飼育水で綺麗に洗い、ウールも新品に取り替えたのですが、想像以上にろ過フィルターの中は汚れていてまともに稼働していない状態。

 

 

スポンジフィルターをストレーナーにつけても意味がない?

 

エーハイム2213等の外部式ろ過フィルターの場合、水槽内のストレーナーから結構な勢いで水が吸い込まれますので、稚エビや稚魚、ゴミなどを吸い込まないようにして、可能な限り濾過槽のメンテナンスを伸ばせるようにしている人が圧倒的に多いです。

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ストレーナーの先端にスポンジフィルターを取り付けると、大きなゴミなどはスポンジフィルターがストレーナーの中に吸い込まれないようにしてくれるので、1週間に1回程度スポンジフィルターを水洗いしていると、それだけでかなり効果が違ってきます。

しかし、流石に3ヶ月間メンテナンスを全くしていない状態では、いくらスポンジフィルターを取り付けてもゴミや汚れの侵入を防ぐことは出来ず、まあ、気休め程度になるかな?って感じなので、長期メンテナンスをしない場合は過度な期待は禁物ですね。

 

 

マルタニシがソイルにもぐったり動かなくなると危険な状態?

 

3ヶ月間ろ過フィルターを全く掃除していないと、耐久性の高いウィローモス等の水草の成長が止まってしまい、ロタラ系の敏感な水草は葉っぱが無くなり、茎だけになってしまっていますが、もっとわかりやすいのはマルタニシが結構死んでいたことです。

実はマルタニシは水質にかなり敏感なので水槽の水が汚れてくるとソイルに潜ったり、貝の蓋を開けて動かなくなったり、水槽の上の方に集まっていき、その後にポツポツと落ちていきますので、それで水の汚れが限界になったのを確認することが出来ます。

ただ、ミナミヌマエビだけは全く関係なく個体数が増えまくっていたので、流石にミナミヌマエビはこの類の汚れには強いエビですから、ミナミヌマエビが全滅する環境というのは他の生き物が生きていけないくらい汚れてしまっているということになりすね。

なので、個体数等の関係もありますが、ろ過フィルターのメンテナンスと掃除はできれば毎月1回位はやっておいたほうがよく、エーハイム2213を3台可動させている60㎝水槽でも、マルタニシが落ちていく訳ですから、水換えよりも掃除が重要という訳です。



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