アクアリウムを初めて水槽の管理をしていると、ある日突然見慣れない貝が水槽内で動いているのを確認することになり、なんか知らないけど貝がいるんだけど、苔を駆除してくれるのだったらラッキーと思って放置していたら、大量は発生するのがスネール。
スネールというのは大抵はサカマキガイのことで、大変小さな卵が大量に水草などに付着していて、大抵は水草を購入した際に新規で水槽に侵入してくることが多いんですけど、屋外の水槽の場合は鳥などに付着して水槽内で大発生することがよくあります。
このスネールこと、サカマキガイなんですが、一度水槽内で発生すると凄まじい勢いで爆発的に増殖をしていき、大きさが小さいことやその増えすぎる個体数の問題などもあり、駆除に相当な労力を要する事になりますので、最悪水槽のリセットも選択肢です。
招かざる侵入者サカマキガイを天敵で駆除することは可能?
サカマキガイを駆除する方法としては、こまめに見つけたら駆除するか潰すって方法がよくとられているんですけど、後はスネールホイホイってサカマキガイを駆除する飼育器具もあるのですが、正直スネールホイホイの効果については・・・と言った感じ。
なので、駆除をするのが面倒な場合、天敵を使って駆除ができないか?と言った相談を受けることが多いのですが、一般的にはキラースネールと呼ばれている貝を捕食する大型の貝が有名なんですけど、キラースネールでサカマキガイの駆除をするのは難しい。
サカマキガイを駆除するので一番有用的な天敵はフグになり、アベニーパファーが小型でサカマキガイを駆除するのには最適なんですが、エビやメダカなどの生き物も襲ってしまいますから、アベニーパファー以外の魚を水槽から退避させる必要があります。
サカマキガイの駆除をするにはピンクラムズホーンが結構使える。
小さくて一度でも水槽内に大量に発生したサカマキガイは、次から次から発生するというか、見つけれなかった個体を見つけることになりますので、根気よく毎日水槽を確認して潰してエビの餌にしたり、水槽から取り出して駆除をするのが確実な方法です。
ただし、それが面倒なのでサカマキガイの天敵を使って駆除をする方法もあるんですけど、キラースネールは正直あまり役に立たないですし、スネールホイホイは・・・ですし、アベニーパファーはエビなども普通に噛み付いてしまうので、何かと面倒です。
そこで以外に便利なサカマキガイの天敵がピンクラムズホーンであり、ピンクラムズホーンは本当に雑食で何でも食べますし、繁殖力も強いく大きさもサカマキガイよりはるかに多いので、水槽内の餌を食べ尽くしてしまいサカマキガイが餓死していきます。
サカマキガイの駆除は天敵でも可能ですが割り箸で潰したほうが早い。
サカマキガイの駆除は天敵を使って実現することも可能なのですが、実際には見つけ次第割り箸で潰していったほうが駆除のスピードも早くて、ミナミヌマエビが水槽内にいればサカマキガイは普通に栄養価の高い餌になりますので、ガンガン潰すのがお勧め。
ただし、サカマキガイが小さいと言っても、水槽内で潰すと水が汚れる原因になりますので、それなりのろ過が機能していることが大前提になりますので、若干注意点は必要なのですが、サカマキガイを速やかに駆除するには潰して餌にするのが一番早いです。
ある程度時間をかけてよいのであれば、キラースネールとかフグよりも、大型のピンクラムズホーンを水槽に入れて餌を制限しておけば、大食感のピンクラムズホーンが優先的に餌を食べていき、サカマキガイが餓死していくのでそのうち全滅しています。
サカマキガイを潰して駆除をするのであれば2213を追加すると安心。
その後、ピンクラムズホーンが水槽内で繁殖をしていくことになるのですが、ピンクラムズホーンは大きくて水槽内で色も目立ちやすいので、駆除がある程度容易なこと、1000匹稚貝が産まれても殆が餓死していくので、目視で駆除をする際にも容易です。
サカマキガイ等の貝を水槽内で割り箸などで潰す場合、水槽内が汚れやすくなりますので、ろ過フィルターを強化していないと、急激に水が汚れてしまう状況になりかねませんので、エーハイム2213などを追加して濾過機能をパワーアップさせておきます。