ピンクラムズホーンの殻が白っぽくなるのは餌不足が原因

水槽のタンクメイトとして、特にレッドビーシュリンプを飼育している人であれば多くの人が合わせて飼育しているのがピンクラムズホーンであり、これはピンクラムズホーンの見た目が綺麗に見えることや、水槽内の掃除をしてくれることがその理由です。

ピンクラムズホーンはあらゆる生物に対して攻撃をすることがありませんから、レッドビーシュリンプの稚エビとかメダカやネオンテトラの稚魚の飼育水槽でも問題なく同居させることが出来ますし、余った餌を綺麗に食べてくれることから重宝されます。

価格も安いですし、誰でも簡単に増やすことが出来るピンクラムズホーンですけど、飼育に慣れてくるとあまりに増えてくるので、定期的にピンクラムズホーンの駆除をしないといけなくなる問題が発生することもありますが、恐ろしいほどに増えていきます。

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ピンクラムズホーンの殻が白っぽくなるのは餌不足が原因。

 

通常、ラムズホーンが突然変異でピンク色になったピンクラムズホーンは透明の綺麗な殻をしていて、透明な殻からピンク色の体が透けて見える状態になっているので、自然界ではありえないような色の貝を見て、綺麗だな?って思う人も多く人気があります。

ただし、長期間に渡ってピンクラムズホーンを水槽で飼育している人ならご存知だと思いますが、透明な筈のピンクラムズホーンの貝殻がいつの間にか真っ白になってしまっていることがあり、水槽全体でピンクラムズホーンが同様の状態になっている感じ。

これは、ピンクラムズホーンは大量の餌を必要とするのですが、基本的にピンクラムズホーンに意図的に餌を与える人は殆どおらず、余った餌の処分に期待をしてピンクラムズホーンを飼育していることから餌不足で貝殻を綺麗に保てなくなっている状態です。

 

 

餌不足のピンクラムズホーンは貝殻が白くなり凸凹になります。

 

餌不足に陥ったピンクラムズホーンは必須になって水槽の苔や微生物、余った餌を食べるようになりますけど、基本的にこの貝は大食感になるので、本当に大量の餌を必要としている都合上、大抵の環境で餌が足りなくなり、綺麗な貝殻を保てなくなります。

逆に言えば、ツルツルで透明な貝殻をしているピンクラムズホーンは十分に餌を食べれているのでその状態を保っているわけで、水槽内を見渡して一部綺麗な透明の貝殻のピンクラムズホーンがいるのであれば、あえて意図的に餌を与えなくても良いです。

ピンクラムズホーンは大量の卵を産み付けて、そこから大量の稚貝が誕生するので、それを見て驚く人も多いんですけど、その殆どが成長しきれずに餓死してしまいますから、その後も生き残ったピンクラムズホーン同士で熾烈な餌の奪い合いがおきてます。

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更に餌不足になると貝殻がひび割れて来て最後は死んでしまいます。

 

稚貝が餓死をする場合は、その大きさが小さいことから殆ど気にならないのですが、1cm以上に成長をしたピンクラムズホーンが餌不足で餓死をする場合、貝殻白っぽくなり凸凹に波打った状態になり、最後は貝殻がひび割れてしまって死んでしまいます。

ただ、餌不足により餓死してしまったピンクラムズホーンは、他のピンクラムズホーンやミナミヌマエビ等の餌になりますので決して無駄にはなりませんし、それくらいの方が産卵を抑制できますから、あえて餓死に近い状態で餌不足の環境のほうが良いです。

ピンクラムズホーンの貝殻が白っぽいからといって、餌不足だから可愛そうなのでついつい、大量の餌を与えてしまうと、それで水槽の水が汚れてしまったり、大量に水槽のガラス面に卵を産み付けたりしますので、あえて餌を与える必要はありません。

ピンクラムズホーンは水槽内に適度に存在している状態がベストになりますから、全てのピンクラムズホーンの貝殻が白っぽくガタガタになっていても、あまり気にする必要がなくその状態になると水槽内の苔を必死で食べるので水槽が綺麗になります。

もし、ピンクラムズホーンの貝殻を透明でツルツルの状態で保ちたいのであれば、餌を沢山与えるのもありですけど、その際にはエーハイム2213などを追加してろ過能力もアップさせておくのが基本ですし、初心者は餌のやりすぎで失敗する人が多いのです。

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