メダカと交配できる魚やエビはいるのか?、以前、この質問を頂いたのですが、メダカと交配できるのはメダカだけであり、他のネオンテトラとかエンゼルフィッシュ、ミナミヌマエビやテナガエビ等とは交配することは出来ず、メダカはやはりメダカです。
ですから、メダカの品種改良をしたい場合は、あくまで同じメダカ同士を掛け合わせて新しい形状や模様、色をしたメダカを作り出す事になりますので、全く異なる魚やエビとメダカを掛け合わせて新しい品種を作るということは現実的では無いと言えます。
ただ、DNAレベルで掛け合わせをしている科学者レベルになると、そうではないのかもしれませんが、普通に水槽で飼育をしている環境であるなら、メダカの品種改良はメダカのみを使って行い、長時間をかけて理想とする形状や色のメダカを作ります。
メダカと交配できる魚やエビはいるの?|メダカと品種改良の謎。
最近では、色々な名称のメダカが販売されていますので、ついつい新しいメダカなのか、他の品種なのか?どうやって生み出したのか?、色々と疑問が出てくるかもしれませんが、基本的にダルマメダカだろうがなんだろうが、メダカ同士の掛け合わせです。
普通にメダカを飼育していても、そのようなメダカは誕生しないって思うかもしれませんが専門業者やセミプロの人たちは長期間に渡って、莫大な数のメダカの繁殖を行っており、その工程で変わったメダカが誕生すればそれを固定化していく作業を行います。
その為、知らない人から見れば、ダルマメダカはどうやって作ったんだろう?とか、ラメ入りのメダカはどうやって作ったんだろう?と思うかもしれませんが、あれらは地道な努力と経験による、計算されてメダカ同士を掛け合わせて作られたものなのです。
メダカと他の魚やエビを同じ水槽で飼育してもメダカしか生まれない。
メダカと他の魚を同じ水槽で飼育していると、例えばメダカとコリドラス、ドジョウ安堵が交配されてしまって、新しい品種の魚が誕生するのでは?、と思うかもしれませんが、実際にはメダカと交配できるのはメダカだけなので、何ら問題はありません。
また、メダカとミナミヌマエビが交配して、未知の生物が誕生するってのは0%ではないのかもしれませんが、先ずありえない話ですから、同じ水槽で色々な魚やエビを飼育していても、見たこともない不思議な生物が誕生することは先ずない訳ですね。
以前、メダカを飼育していた水槽で透明な小さなオタマジャクシが沢山発生していて、一体この変な生き物はなんだろう?って思っていたところ、実はそれはオトシンネグロの稚魚だったのを知って驚いた記憶があるのですが、大抵はこのような状態です。
唯一フナだけはメダカと交配できる可能性があるらしいのです。
実はメダカと交配できる可能性がある魚が全くの0って訳ではなくて、以前聞いたことがあるのですが、フナであればメダカとも交配が可能であり、フナの卵にメダカのオスが受精をさせると、その卵が普通に孵化をしてフナの稚魚が生まれるって話ですね。
ただし、フナの卵は他の魚の精子でも受精可能って話であり、メダカはフナにとっては単なる餌なので、普通に飼育をして交配をすることはありえないのですけど、なんでもフナの卵は他の魚との交配でも孵化をするけど、フナしか生まれない仕組みらしい。
この話が本当なのかどうか分かりませんが、以前、専門家の方から聞いた事があり確かめようと興味を持っていても、なかなか確かめることは出来ておらず、未だに信憑性はよく分かりませんが、興味がある方はフナとメダカを掛け合わせても良いですね。
産卵可能なフナとメダカを同じ水槽で飼育しても餌になるだけですし、繁殖の対象にはならないでしょうから、大きなドジョウとかフナと同じくらいの魚で求愛可能な品種?、飲み会の席で聞いた話なので、相手は専門家ですけど、どうなんでしょうか?