メダカとか金魚等の日本の屋外水槽で飼育できる魚の飼育水槽の中でよく見ることができる水草はカモンバとかマツモとか、ホームセンター等では必ず売られているメジャーな水草が大変多く、元々日本の自然環境で自生する水草なので管理もとても簡単です。
その中で、成長速度が極端に早く、ミナミヌマエビの稚エビの隠れ家になったり、メダカの産卵場所になったりするマツモは特に人気の水草で価格も100円とお手頃で、性直速度が早いことから水を浄化する効用が大変高い水草であると評判が高い水草です。
初めてマツモを購入した人が最初に驚くのがマツモには根っこがなくてどの部分をソイルや大磯に埋めていいのかわからないってトラブルであり、なにもしない人が見ると根っこがないマツモを見ると驚くのは当然であり、ソイルに埋める方法も分かりません。
浮草?マツモを水槽のソイルに固定する方法はオモリ?
マツモには根っこがない?、なぜ根っこがないのか?、この答えを考えるとよく分かるんですが、実はマツモは自然界で河川のそこの泥に根っこを伸ばしている水草ではなくて、水面にプカプカ浮かんでいる水草になりますので、根っこは最初から無いのです。
ペットショップやホームセンダーで販売されているマツモは植木鉢のようなオブジェに束ねられておもりを付けた状態で展示をされていることが多くて、それでマツモにも根っこがあると思ってしまうのですけど、実はあれは意図的に沈めているからなのです。
ですから、マツモをソイルや大磯から生えてきているように水槽でレイアウトをする場合、石などのおもりを付けて、糸や針金等でオモリにマツモの先端を固定して、それをソイルや大磯の中に埋めておけば、普通に地面から生えているような状態になります。
マツモは成長速度がものすごく早いのでレイアウトが大変です。
水草水槽をレイアウトしている人ならご存知なのですが、水草は適切な水槽環境であればどんどん成長をしていくことになりますので、2週間に1回位はレイアウトをしないいけなくなりますので、ピンセットやハサミでトリミングなどをして管理をします。
しかしですね、マツモの成長速度はとても早いので、オモリを先端につけて沈めていた場合、しばらく水槽を見ていないとあっという間に水槽全体を覆い尽くすくらいに成長をしてしまうことになりますので、レイアウト重視の管理は予想以上に大変なのです。
植木鉢に先端が埋められているマツモを購入した場合、最初はレイアウトが綺麗なので良いのですが、1週間、2週間もすれば凄まじい成長をしてしまいますから、結局最終的には、マツモは適当に流木に絡めるとか石に絡めて沈めて置くことになります。
結局浮草のマツモはそのままドボンで水槽に入れておくのが良い?
マツモの管理方法としては、特別にこだわったレイアウトをすると、マツモが成長速度が早いことから手間暇がかかってしまいますので、最初はそれでも良いのですけど、管理をしてくると面倒になって次第にマツモは水槽に適当にドボンが多くなります。
マツモの成長速度は驚異的で、水槽の環境が良ければよいほど、あっという間に成長をしてしまい、水槽全体がマツモだらけになってしまいますので、メダカの産卵場所、ミナミヌマエビの稚エビの隠れ場所として有効なのですが、駆除が大変になります。
マツモを水槽で管理する場合、レイアウトなどよりも、後々の管理とかを重視するのであれば、無理やりソイルや大磯の中に埋めるような状態にするのではなくて、適当に手でちぎって水槽にドボンで入れておいたほうが管理もとても楽になります。
マツモは他のどの水草よりも成長速度が早くて、なにもしないと水面付近に浮いてしまいますので、その結果、水槽の照明の光を独占してしまうことになりますから、他の水草に影響が出てきますので、夏場の屋外などでは凄まじい成長速度に驚く事でしょう。