某黒いネット・・、一ヶ月位で部品が壊れたり、親メダカがジャンプをして頻繁に中に侵入する為、どうみても欠陥商品としか思えないスドーのメダカの浮くネット黒を二段重ねにして使っているんですけど、二段重ねにすると安定した隔離イケスになります。
ただ、本来二段重ねにして使う飼育器具ではないので、そうすることにより本水槽の水とイケス内の水の循環する能力が弱くなり、イケスの中の水が劣化してしまうのでは?って印象があったのでその点が心配だったのですが、どうやら影響はあるようです。
その影響というのが黒いイケスの中に苔が発生しやすいってことであり、一枚で使用していたときよりも、どうやら茶苔?のような苔が大量発生してしまうようであり、その苔を食べてくれそうな成長したミナミヌマエビを1匹中に入れてみることにしました。
某黒いネットに入れたミナミヌマエビが突然赤色になった?
スドーメダカの浮くネット黒を浮かべている本水槽のミナミヌマエビを一匹捕獲して、イケスの苔取り要因として採用することにしたのですが、最初はあまりに特殊な環境に驚いたのか、ミナミヌマエビがイケスの中を挙動不審でウロウロとしていました。
その後、しばらく挙動不審にうろついていたミナミヌマエビが落ち着くことになるのですが、環境の変化に驚いたのか、すぐに脱皮をしたようで特に問題はないのでしばらく放置していると、なんとこのミナミヌマエビの体の色が真っ赤になっていたのです。
レッドチェリーシュリンプって真っ赤にミナミヌマエビに似ている台湾のエビが販売されていますけど、正にミナミヌマエビの色がそのように真っ赤な色に突然変わっていて、これまでここまで赤いミナミヌマエビを見たことがなかったので正直驚きました。
なぜ?ミナミヌマエビの体の色が突然真っ赤になったのか?
今回、もともと通常の色をしたミナミヌマエビがコケまみれになったスドーメダカの浮くネット黒の中に投入すると真っ赤になってしまった理由ですが、ミナミヌマエビは環境の変化で色を変化させることがありますので、多分そちらの影響だと思います。
青色とか黄色系の体色に色が変わることはよくあるのですが、赤色ってのは滅多にないので一瞬驚きましたけど、ミナミヌマエビって脱皮の際には周辺の色に体色を合わせて天敵からの保護をすることが多く、赤色になることが良いって判断なのでしょうか?
脱皮をした瞬間というのは、ミナミヌマエビにとっては最も危険な状態であり、まあ、ズワイガニとは異なり通常状態でもあらゆる生き物から餌として捕食される事が多いのですけど、それでも本能的に脱皮をした際には周辺の色に体色を合わせようとします。
暫くすると色は元通りになるでしょうけど良いものが見れました。
慣れていない人ならミナミヌマエビが突然赤色になったり、黄色になったり、青色になったり、極端に色が変わっていているのを見ると、一体何が起こったのか?、と驚くかもしれませんが、元々の体色が急激に変化した場合は、大抵脱皮の直後の保護色です。
水草の水槽なら、青色とか黄色になることが多いですし、脱皮をしても色が変わらない個体もいますので、このあたりは絶対的な話ではありませんし、例外的にほかの要因で色が変わるミナミヌマエビもいるのかもしれませんが、赤色になるのは珍しいです。
二枚重ねにしたスドーメダカの浮くネットを二枚重ねにして水槽に浮かべておくと、水の流れが止まるのが原因なのか、かなり早い段階で茶色な苔がイケスの中に大量発生することになりますので、その状態になったらミナミヌマエビを入れてみてください。
もしかしたら、瞬間だとは思いますが、脱皮をした後に、レッドチェリーシュリンプのように、突然真っ赤になったミナミヌマエビを見ることができるかもしれませんので、興味があればチャレンジしてみても良いかもしれませんが、見れないかもしれません。