ミナミヌマエビの飼育をしたくても、すでに水槽にはアルタムエンゼルやディスカスなどのエビを餌としてたいへん好む凶暴な魚の飼育をしている場合、相当レイアウトにこだわった水草水槽でもない限り、ミナミヌマエビが全滅をするのは時間の問題です。
しかし、何とかしてミナミヌマエビの飼育をしたい場合、サテライトLがあれば、メインの水槽の水質を維持した状態で容量2リットルの水槽を追加した状態になりますから、とても安定したミニ水槽が追加できるって感じなので有効活用したい所ですね。
ミナミヌマエビは環境への適応能力が強くて、2213の濾過槽の中でも成長していくくらいのエビですから、サテライトLであれば当然飼育は可能なのですが、このサテライトLで一体どれくらいのミナミヌマエビの飼育をすることが可能なのでしょうか?
ミナミヌマエビはサテライトLで何匹まで飼育可能ですか?
では、ミナミヌマエビをサテライトLで飼育した場合、どれくらいの個体数を飼育できるのか?といえば、実はこの環境下ではメインの水槽の濾過能力に依存してしまいますので、サテライトLだけではなくて、メイン水槽の濾過能力が最も重要になります。
実際に60cm水槽にエーハイム2213を3機取り付けて、底面濾過とスポンジフィルターもフル稼働させている状態で、サテライトLの中でミナミヌマエビを10匹前後飼育してみたのですが、これくらいの個体数であれば濾過能力があれば問題はありません。
ただし、濾過能力に問題がなくてもサテライトLの中で成長をしたミナミヌマエビ10匹と言うのは、飼育スペース的にかなり狭いことや、サテライトLではミナミヌマエビの長期飼育が難しいことから、サテライトLを使って繁殖をするのはお勧めできません。
サテライトLではミナミヌマエビの長期飼育と繁殖は難しいの?
サテライトLではミナミヌマエビの長期飼育をすることは大変難しくて、繁殖をするにしてもいつの間にかサテライトLの中からミナミヌマエビがいなくなっているって状態なので、あくまで短期的な飼育と繁殖のスペースとして考えておいたほうが無難です。
サテライトLでミナミヌマエビの長期飼育が難しい理由ですが、全面が透明で落ち着かないことや、スペースが狭いですからそこで10匹前後の成長をしたミナミヌマエビの飼育をしているとどうしてもストレスが溜まりやすくなるのではないでしょうか?
また、餌もついついサテライトLって与えてしまうのを忘れてしまうことがおおいですし、何より照明の取り付けができないことから、どうしてもサテライトLの照明は本水槽のオコボレを頂く形になるわけですから、苔が発生しにくいって環境なのです。
サテライトLで飼育できるミナミヌマエビは本水槽に依存する。
サテライトLの水質自体が本水槽の濾過能力に強く依存してしまいますので、単純にサテライトLで飼育できるミナミヌマエビは何匹ですか?の質問に対する明確な回答はできませんので、あくまでサテライトLと本水槽の環境に依存するって状態です。
あとは、飼育するミナミヌマエビの大きさによっても全然答えが変わってきますから、小さな稚エビと大きく成長して3cm前後になっているミナミヌマエビでは答えも変わってきますし、サテライトLをベアタンクで使うのかソイルを使うかでも変わります。
サテライトLにソイルを敷いて流木をセットして、ウィローモスをレイアウトしてミニ水槽っぽくしてからミナミヌマエビの飼育をしても、あまりうま口調機関において育てることはできませんが、メダカの場合は問題なく20匹以上育てることができます。