ラムズホーンが爆発的に増えたら水質悪化でエビが全滅?

レッドビーシュリンプの飼育水槽では必ずと言っても良いほど見かけることが多い、ピンクラムズホーンですが、メダカの稚魚の飼育水槽でもピンクラムズホーンを飼育しておくと水質が安定するからと言って、積極的にこの貝を飼育している人も結構います。

ただし、ピンクラムズホーンの最大の欠点というか問題点は、兎に角繁殖力と環境への適応能力が高くて、あらゆる環境で爆発的に繁殖をしてしまう事が多くて、本来は温かい地域の貝なのですが、既に氷点下になる日本の冬にも対応してしまっています。

実際、最近は大変な大雪や寒波で気温がマイナスになってしまい、屋外の水槽の水が凍ってしまう事も多いのですが、そのような過酷な環境であってもピンクラムズホーンは水槽の中で普通に活動しているので、適応能力はどこまで強いのか気になる所です。

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ラムズホーンが爆発的に増えたら水質悪化でエビが全滅?

 

環境への適応能力が大変高くて、更には爆発的に繁殖を繰り返すピンクラムズホーンですが、このピンクラムズホーンが爆発的に増えてたら水槽の水が悪化してしまい、ミナミヌマエビとかレッドビーシュリンプが全滅をしてしまうの?との相談を受けました。

まあ、本当に100とか1000とかってレベルで稚貝が誕生して、水槽のガラス面に張り付いているのを見ると、恐怖感を感じるくらいになるのでしょうけど、実際にはその大量に生まれたピンクラムズホーンの稚貝の殆どが死んでしまいますので、大丈夫です。

死んでしまった稚貝の貝殻はそのまま水槽の底に沈んでしまって気になるかもしれませんが、大きく成長したピンクラムズホーンの貝殻でもない限り、かなり早い段階で水槽の微生物に分解されてなくなりますから、水質悪化などの問題も無い訳なのです。

 

 

ラムズホーンが爆発に増えて水槽のエビが全滅するケースは?

 

ただし、爆発的にラムズホーンが増えた場合、例外的に飼育をしているエビが全滅をしてしまうケースが有って、そのケースというのは餌を過剰なほどに与えすぎてしまうことによりラムズホーンの稚貝が死ぬことなくどんどん成長をしてしまうパターンです。

ラムズホーンと言うのは、見た目よりも相当に大食漢であり、特に稚貝の時には大量の餌が必要になることから、通常であれば幾ら卵から孵化しても食べる餌がなくなってしまって餓死をしてしまうことから水槽のバランスが正常に保たれているといえます。

しかし、ラムズホーンが爆発的に孵化した場合で、管理者が餌を大量に水槽に投入している状態では、その餌により大量にラムズホーンが成長をしていくことから、水槽の濾過機能が追いつかなくなって、ある日突然一斉に水槽内のエビの全滅が発生します。

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ラムズホーンが爆発的に増えるのは正常ですが死なないのは異常。

 

ラムズホーンは水槽内の食べ残された餌とか苔などを片っ端から食べるため、水槽内の掃除やとしての役割があるのですが、余程水槽内に餌がないとか管理がされていない場合を除き、2匹以上が水槽にいれば必ず大量の卵を水槽のガラス面等に産卵します。

これ自体は以上ではなくて、得意問題はないのですが、この卵から孵化した稚貝が餓死をせずに順調に成長をしていっている状態であるなら、明らかに餌のやり過ぎでラムズホーンが爆発的に増えなくても、遅かれ早かれ水槽は崩壊して突然の全滅をします。

初心者が飼育をしている魚やエビを死なせてしまう原因の多くが、実は餌のやり過ぎによる水質悪化で死んでしまう訳ですから、それと併合してラムズホーンが大量に誕生しても餓死をせずに育っているのであれば、餌の量を確認して減らしていきましょう。

ピンクラムズホーンは1,000匹の稚貝が誕生しても、無事に成長をするのは通常であれば,10匹程度生き残れば良いくらいであり、これが30匹、100匹と餓死をせずに成長をしているような環境であれば、ろ過フィルターが耐えれなくなりエビは全滅します。

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