気温10度以下の水槽でメダカの稚魚の生存率を高くする方法

12月になり気温が10度以下になってくると、屋外で飼育しているメダカは既に越冬をするために栄養を蓄える体に変わってきており、産卵活動を開始するのは翌年の3月以降になりますので、メダカが卵を産み付けたり稚魚が生まれたりはしなくなります。

ただし、室内で管理している水槽の場合、水槽用のヒーターを設置して水温を25度前後に維持している人も多いですから、そのような水槽ではメダカやミナミヌマエビ、レッドビーシュリンプ等は一年中産卵活動をしますから、定期的に繁殖をしていきます。

特にメダカの場合は12月になって気温が10度以下になっていても、水槽用のヒーターで管理している水槽の場合は、水温は25度前後になっているわけですから、毎日大量の卵を産卵しますので、管理者が採取していると毎日100個以上の卵が採取出来ます。

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気温10度以下の水槽でメダカの稚魚の生存率を高くする方法。

 

そこで、室内水槽でメダカの卵を孵化させたり、針子と呼ばれている生まれたばかりの稚魚を飼育するためにスドーのサテライトを使っている人も多いと思うのですが、夏場とは異なり、気温が10度以下になってくる12月になるとちょっと問題が発生します。

その問題というのが、スドーのサテライトでは卵が孵化しないとか、生まれたばかりの稚魚がすぐに死んでしまうって問題であり、普段であればサテライトを利用すればメカの稚魚を安心して育てることが出来る環境で何故か育てることが出来なくなります。

理由としては室温が10度前後になっている場合、水槽用のヒーターで本水槽を25度にしていてもサテライトの水温は凡そで、2度位低い水温になってしまうからであり、それによりメダカの稚魚には過酷な環境になってしまって、結構落ちてしまうようです。

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サテライトにメダカの稚魚を20匹入れると数日で7匹になった?

 

試しに、気温が低くなっているのでサテライトにメダカの稚魚を20匹入れて様子を見てみたんですが、数日後には7匹になっており、餌はきちんと与えているのですが、何故か大量に落ちてしまいますので、気温が低くなってしまったことが原因ですね。

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これって、メイン水槽の水温は26度に設定しているんですが、サテライトの中の水温計を見ると24度になっているのと、やはり、気温全体が低くなっていることから見かけ以上にサテライトの中が過酷な状況になっていて落ちているのだと思われます。

通常であれば、サテライトの中のメダカの稚魚がここまで落ちることはありませんし、餌もいつものメダカの餌を大量に与えている状態ですし、同じ頃に生まれた稚魚を別の環境でも育てているのですが、落ちているのはサテライトの中の稚魚だけのようです。

 

 

12月前後の寒い時にはプラケースを浮かべると生存率がアップ。

 

気温が低くなってくる時期にメダカの卵を孵化させたり、稚魚を育てる場合は、マルエツなどのスーパーでじゃがいもを入れているプラケース、キムチなどを入れているプラケースを水面に浮かべて、その中でメダカの卵や稚魚の管理をするのがお薦めです。

なぜなら、丸い形状で育てると稚魚の生存率が高くなりやすいことや、プラケースにそれなりの大きさがあること、水温の管理が容易になることから、冬場であればこの方法で針子の管理をしておくのが最適であり、市販のいけすを使うよりも結構良いです。

市販のいけすというのは、スドー メダカの浮くネットって商品のことで、これを使うとプラケースを使うよりも安全に水槽で浮かべて稚魚を隔離してより安全に育てることが出来るのですが、親メダカが突撃ジャンプをして中に入ることが多いのが欠点です。

最近では、蓋付きのスドー メダカの浮くネットも販売されているようですし、プラケースは万が一水中に沈めてしまった場合に、稚魚が壊滅してしまう恐れもありますから、管理に慣れていないと大変なことになりますので、いけす飼育もよいですね。

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