メダカの稚魚の生存率は?100匹が20匹に激減?

現在、常温でも絶賛繁殖中のメダカですが、気温が25度を超えた時点で成長をしたメダカは毎日卵を大量に産卵しますので、ウィローモスやマツモが水槽内にあれば、週末には数百個から数千個の卵を採取できますので、ワンシーズンで爆破的に増やせます。

最初はメダカの飼育自体を難しく感じている人でも、基本的なことさえ理解すれば、簡単に飼育を安定させることができ、更には爆発的に増やすことができますので、翌年には増えすぎて困るくらいの状態になるので、計画的な飼育と繁殖が必要になります。

そこで、簡単に稚魚を放置飼育できるダイソーのバケツに、稚魚を100匹から200匹位入れておくと、順調に育っているかな?と思ってしばらくしてバケツを確認してみると10匹以下になっていることも多く、それを見てショックを受ける人も多いようです。

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メダカの稚魚の生存率は?100匹が20匹に激減?

 

室内の場合は、大量かつ定期的に餌を与えないといけないので、飼育が難しいメダカの稚魚なんですが、屋外であれば、ダイソーのバケツに水道水を入れて放置しておくだけでグリーンウォーターが発生して、後は放置しておいても稚魚は成長するので楽です。

しかし、適当にウィローモスを引きちぎってバケツの中に入れておくだけでも、100匹以上の稚魚が孵化することも普通なので、その時点で水量8リットル以下のバケツ内は大量の稚魚が泳いでいているんですけど、この時点でしたら全く問題ありません。

生まれたばかりのメダカの稚魚は針子と呼ばれるくらい小さな魚なので、ダイソーのバケツの中で100匹、200匹と飼育できますが、稚魚が成長をしていくと水槽の容量が足りなくなり、弱い個体から死んでいき、他の稚魚の餌になりますので、激減します。

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メダカの稚魚100匹を育てるには大きな水槽が必要?

 

そもそもですが、稚魚のときは小さな水槽やバケツでも問題がありませんが、稚魚が大きく成長するにつれて、それに見合った水量、ろ過容量、餌の確保が必要になりますので、稚魚100匹を無事に育てないなら、より大きな水槽、大量の餌が必要になります。

これがプロの業者とか時間のある飼育者なら問題ないんですけど、普通の人がこの類の管理をするのは難しく、大きな水槽を用意しても、餌を大量かつ定期的に与えるのが難しいなどの理由で、単に水槽を大きくしただけでは稚魚を育てることはできません。

もちろん、バケツの水量、太陽光によるろ過容量、稚魚に必要な餌のバランスに合わせて、屋外で放置していてもそれなりに稚魚は成長していきますので、全ての稚魚を育てるのではなく、管理者の環境に合わせて適切な個体数になる事を知っておきましょう。

 

 

稚魚をより多く育てるのには時間も必要なのです。

 

メダカの飼育や繁殖は、その基本的なことさえ知っていればとても簡単で小さなお子さんでも繁殖させることが出来ますが、大量に産卵される卵を全て孵化させて、より多くの稚魚を大きく育てるには、満遍なく稚魚に餌を与えるという時間も必要になります。

室内の水槽で完全に放置しておけば、メダカの稚魚は餓死で死んでしまいますので、最低でも朝と夜に定期的に餌を与えて、更に余裕があればお昼、夕方などにも餌を与えると効果的に育てれるんですが、普通の人なら朝と夜位になるので、生存率は落ちます。

メダカの稚魚に限らず、魚の稚魚は餌を食べるのが下手な個体が多く、更には共食いも頻繁に行うのが普通ですので、メダカの稚魚の生存率を上げたい場合は、時間が必要になること、増やしすぎると管理不能になる事を意識して、適切な環境で育てましょう。



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