新しくアクアリウムに興味を持ち、メダカやネオンテトラ、ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプなどの飼育を始めると既に飼育や繁殖を成功させている人とも話をする機会が出てきますので、その時には色々とよく分からない言葉が出てくる事が多いです。
そこで、特に大型のアジアアロワナや小型のネオンテトラ、ランプアイ等の熱帯魚の飼育に慣れている人から、クリルを与えれば良いよ、って感じのアドバイスを受けることがあったり、クリルで餌付けをしているとか稚魚の飼育をしているって話を聞きます。
このクリルって言葉の意味について、初心者の人はよく分からないし、何を言っているのかすらわからないことが多いのですが、特に熱帯魚の飼育をしている人の間では誰でもが知っている言葉になりますし、クリルについて知っておいたほうが便利です。
メダカや熱帯魚の餌でよく聞くクリルって一体何の事?
初心者の人が聞いても何のことかさっぱり分からない事が多い、クリルというのは、テトラが発売している熱帯魚用の餌のことであり、乾燥餌でオキアミを乾燥させて栄養を孵化させている餌になるので、タブレット状の人工餌よりも食いつきが良いのです。
アジアアロワナやピラルクー等を飼育する際に、毎回ナマの生きた餌を与え続けるのは大変難しいですし、留守の際等でも餌のことで心配になってしまうのはよくないので、人工的な餌としてオキアミを乾燥させたクリルを与えるのは大変有名な話になります。
クリルというのはオキアミを乾燥させて栄養を追加した餌のことであり、テトラが発売しているこのタイプの餌のことをクリルといいますので、早い話がクリルというのはプレイステーション4のように単なる商品名の事なのですが普通は分かりにくいですね。
クリルの原材料であるオキアミってエビのことなの?
クリルを実際に購入して手にとって見ると分かりますが、これってスジエビとかミナミヌマエビを乾燥させているんですよね?、って普通に感じる人も多いのですが、クリルの原材料はオキアミになりますので、エビではありませんが見た目は大変似ています。
オキアミとエビはよく見ると違いがあるんですけど、普通の人が見た場合、見た目がたへん良くにていると感じる人が多いですから、エビと勘違いしてしまう事が多いのですが、オキアミはオキアミって種類の生き物で南極に行けば巨大な個体が沢山います。
エビよりも体が柔らかくて大量に発生するオキアミはあらゆる生き物の餌として大活躍をしていて、人間が食べることも出来るらしいのですが痛みやすいので、通常は魚や亀、その他のあらゆる生き物の餌として活躍していて、クジラもオキアミを食べます。
メダカやミナミヌマエビの飼育にもクリルを利用できるの?
熱帯魚の飼育に慣れている人から、メダカやミナミヌマエビにもクリルを与えてみると良いですよって聞いてホームセンターでクリルを購入して見ると、実はクリルに使われているオキアミはかなり大きい個体ですので、こんな餌無理だろう?ってなります。
実はですね、クリルをメダカやミナミヌマエビに与える場合、粉々に粉砕してから与えるのが基本であり、そうすることにより大変食いつきが良くて栄養価が高い、より天然素材に強い餌として飼育をすることが出来ますから、結構汎用的に利用出来ます。
クリルは生餌以外は一切受け付けない事が多いアジアアロワナの餌付けに使われることが多くて、それにより人工餌をアジアアロワナが食べるようになるって目的に最適なんですけど、メダカやミナミヌマエビの餌としても栄養価が高いので結構お勧めです。