ミナミヌマエビの餌に抹茶を使っても大丈夫なの?って質問を頂いたのですが、流石に抹茶を水槽に入れてしまうと、水槽の中にお茶の成分が出てしまうこと、更には水槽の色が黄色とか緑色になってしまいますので、全くお勧めできませんので止めましょう。
基本的に抹茶や烏龍茶等は人が飲むためのもので、普通は動物に飲ませることもありませんし、それ自体を水槽にれてしまうと、ミナミヌマエビの餌になるよりも水槽が生き物が存在できない火星やエウロパのような状態になってしまいますので止めましょう。
ミナミヌマエビの餌にほうれん草を使うと良いって話を聞いて、スーパーで売られているほうれん草を購入してそのまま水槽に入れてしまうと、人体には影響がない程度の農薬が残っていて、それが水槽に溶け込んでミナミヌマエビが全滅することもあります。
ミナミヌマエビの餌に抹茶を使っても大丈夫なの?
安易にミナミヌマエビにお茶を与えようとすると、取り返しが付かない状態になりますので、面白半分でやってはいけませんしお茶のカテキンなどの成分が、水槽やろ過フィルター内のバクテリア、魚やエビなどの生体にどのような影響を与えるかも不明です。
ミナミヌマエビに餌を与える場合、慣れている人ならほうれん草を与えても良いかもしれませんが、水が汚れやすくなる上に完全無農薬のほうれん草でなければいけませんので、余程エビの飼育に慣れている人以外は普通にエビ用の餌を購入した方が良いです。
また、エビは雑食性なので、植物タブレットや動物性タブレット等、殆どの人工餌を食べることが出来ますから、下手に素人判断でお茶を水槽に入れるのではなくて、それだったらメダカの餌とかザリガニの餌を与えたほうが全然良いですし価格も安いです。
ミナミヌマエビの飼育は別に餌を与えなくても大丈夫です。
ミナミヌマエビにお茶を与えるくらいなら、一層のこと何も餌を与えないほうが良いくらいですから、無理をして変な餌を与えるのではなく、それだったら何もしないほうが良いくらいですので、メダカが水槽にいるならメダカの餌だけを与えておけば大丈夫。
ミナミヌマエビを繁殖させたい場合でしたら、積極的にミナミヌマエビに餌を与えておいたほうが良いのですが、水槽内には勝手にバクテリアとか苔などが自然発生しますので、それや余ったメダカの餌などをミナミヌマエビは勝手に食べるので大丈夫です。
お勧めなのはプレコタブレットとかザリガニの餌で、価格も安くて扱いやすく消費期限も長いですし、エビの場合は消費期限がすぎてしまった餌でも全然与えて問題がないですし自然界では腐った餌なども積極的に食べるくらいですから、餌の範囲は広いです。
ミナミヌマエビは適応環境は広いですが化学物質等には弱い。
ミナミヌマエビは大変適応力が広く、少しずつ変わる環境であれば、水がドブ状になっても生きますし、水温も0度になっても死なないですし、個体差もありますが40度前後まで耐えれる事もありますので、小さくて弱いエビですが生命力は相当強いエビです。
しかし、ミナミヌマエビは化学物質にはとことん弱く、10円玉を水槽に落としてしまったり、蚊取り線香を水槽に落としてしまった場合、あっさりと全滅をしてしまうこともありますので、そのようなエビの特性を知っていれば、お茶を与えるのはNGです。
ミナミヌマエビにどうしてもお茶を与えたい場合、実験的な水槽を用意してその中にミナミヌマエビを移動させてから、お茶を与えるような感じでやるのであれば良いのですが、普通の飼育水槽であるなら間違っても餌を水槽に入れるとリセットが必須です。