卵の状態から室内水槽のサテライトにて育ててきたメダカの稚魚なんですけど、毎日大量のブラインシュリンプを食べていたのが原因なのか知りませんが、ヒカリの金色パッケージのメダカの餌を全く食べてくれません。
ヒカリの金色パッケージのメダカの餌というのは、メダカであれば飛びついて食べるくらい食いつきが良い餌であり、半生タイプなので指で潰せば細かい粉末状になる為、稚魚用の餌として最も最適な餌のはずなのですが・・・。
こちらの餌をメダカの稚魚が全く食べない状態になっていて、食べ残しがプラケースの下にそのまま溜まってしまっている為、水質の問題を考えてピンクラムズホーンを1匹投入しないといけない状態になってしまっています。
キョーリンの金色パッケージの餌すら食べないメダカの稚魚。
時を同じくして、屋外水槽にて別途飼育しているメダカの稚魚たちは、ヒカリの金色パッケージのメダカの餌を指で潰して水槽に入れると一斉に群がって食べてくれているのですが、これが普通の状態です。
しかし、大量のブラインシュリンプを食べ続けてきて、あっという間に1cmくらいの大きさ間で成長してきているメダカの稚魚たちは全くの無関心であり、キョーリンのメダカの餌を全く食べない様子です。
このメダカの稚魚だけ成長速度が以上に早い・・・。
これって、ブラインシュリンプの味が相当気に入っているとか、そういった問題なのか、生きている餌しか食べてこなかったメダカの稚魚が粉末状の餌には全く関心を示さないのか、どちらなのかは分かりませんがあまり聞かない話です。
アジアアロワナのようなグルメなメダカも世の中には存在する?
例えば、アジアアロワナとかでしたら生きた餌しか食べてこなかった個体というのは、クリルのような人口の餌はなかなか食べてくれないので、餌付けをするまでに相当な時間がかる事がよくあります。
アジアアロワナの餌付けは本当に大変ですし、大変高価な魚ですから死なす訳にもいかないので、クリルを食べてくれない個体である場合は、皆さん生餌を毎回用意できる訳でもないし価格的な問題もあるので、苦労されている方も多いようです。
しかし、何の変哲もないメダカなのに、人工餌の餌付けが必要になるなどはこれまで聞いた事がないし、見たこともなかったので、今回のケースがかなり珍しい話なのかもしれません。
ブラインシュリンプを食べ続けるとメダカもグルメになる?
人工餌を全く受け付けないメダカについて興味を持った方がいるかもしれませんので、どうやったらそのようなメダカが誕生したかと言えば、すべて卵の段階からサテライトLの中で育ててきた個体を以下の状態で育ててきました。
オトシンネグロの稚魚が40匹前後サテライトLの中にいる為、大量のブラインシュリンプを毎日2回朝晩与えていたのですが、その殆どのブラインシュリンプをメダカの稚魚が食べまくる状態を作ってしまっていた状態です。
ブラインシュリンプの量ですが、毎回サテライトLの中がオレンジ色に染まるくらい本当に大量のブラインシュリンプを毎回投入していましたので、それに慣れてしまったのかどうか知りませんが、その結果、人工餌を食べないメダカになってしまっています。
水温は26度固定で、照明も12時間前後固定ですから、あとは特に変わった環境ではなくて、水槽にはエーハイム2213を3台取り付けて稼働しているくらいです。
人工餌を全く食べないメダカの稚魚は屋外のバケツに放置予定?
これから、メダカの為にブラインシュリンプを毎日大量に孵化させる予定はありませんので、人工餌を食べてもらわないと困るのですが、面倒ですから屋外のバケツにでも移動させてそのまま放置しておこうかと思ったりしています。
屋外の人工餌を食べている同時期に誕生したメダカの稚魚よりも相当成長速度が早いらしくて、既に1cm前後に成長していますから、毎日多めに餌を与える必要性もないですから放置かな・・・。
しかし、面白い状態になるものですね。
ブラインシュリンプを毎日沸かす必要が出てくるのは、オトシンネグロ、インペリアルゼブラプレコ、ネオンテトラなどの稚魚の飼育をする時くらいで、流石にメダカの稚魚の為にそこまではできません・・・。