メダカの稚魚と卵を保護するモフモフ|週に1回隔離でOK

5月の後半にもなると、全国的にメダカが毎日沢山の卵を産卵している状態になりますので、飼育者が意図的に卵を保護するようにしておけば、毎月数百匹から数千匹のメダカの稚魚が誕生することになります。

本当にそんなに多いの?と思う方もいるかもしれませんが、1匹のメダカが毎日10個前後の卵を毎日産む訳ですから、飼育しているメダカの個体数や大きさによっては、それくらいの稚魚が誕生しても全然おかしくありません。

しかし、稚魚どころからメダカの卵すらうちの水槽では見かけないけど・・・といった状態の人もいるかもしれませんがその解決方法も簡単です。

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メダカの卵と稚魚は隔離しないと親メダカに全て食べられる。

 

5月になってそれなりの個体数のメダカが水槽の中を泳いでいるのに全然卵も稚魚も見かけないよ?状態の人の場合は、間違いなく全ての卵をメダカの親たちが食べてしまっているので見かけないだけの話です。

この場合は、速やかにメダカの卵を水槽から隔離していけば、自然と稚魚が誕生して個体数が安定して増えていきますので、稚魚を増やしたい場合は飼育者が意図的にそれをすればい良いだけなのですが・・・。

毎日沢山の卵を産卵しているメダカたちですから、その卵を毎日水槽から見つけて隔離するのは社会人であれば時間的に難しかったり、シュロと呼ばれているメダカの産卵床を用意するにも予算が厳しいとか面倒であったりなど中々うまくいきません。

 

 

シュロで毎日卵の隔離をするのは結構面倒?

 

シュロに産卵をさせる場合は、水槽内には他の水草などを出来るだけ入れていない状態にしておく必要がありますし、毎日シュロを交換したりするのも面倒になる人のほうが多いのではないでしょうか?

しかし、メダカは毎日沢山産み付ける訳ですから、できれば卵を一つでも多く保護したいけど、平日に時間はかけれないし面倒なので何とかしたい・・・その場合はどうすれば?

業者であればシュロを使ってメダカの卵を保護して隔離するのでしょうけど、個人レベルでしたら、そこまで必要ない人も多いですからね。

 

 

週末に一回だけまとめてメダカの卵を採取するにはモフモフを利用。

 

屋外に設置している水槽限定の話になるのですけど、水槽内に自然と発生する綿あめのような緑色のモフモフ状態の藻がかなりの確率でこの時期には発生しますので、それを利用すれば週一回まとめてメダカの卵を採取する事が可能です。

モフモフの緑色の藻が水槽内にあると、メダカは優先的にそちらに卵を産み付ける事が多くて、このモフモフの藻は成長速度が以上に早い為、メダカが産卵後に卵を包み隠してしまいますから、まず他のメダカに卵を食べられる事がありません。

その為、週末の休みの時に時間をとって、水槽内のモフモフの藻を確認して卵が産みつけられていれば、その部分を手でちぎってまとめて採取して他の水槽に卵を隔離するだけで、安定してメダカの卵を採取する事が可能です。

注意点としては、この緑のモフモフは異常に成長速度が早い為、最低でも週に1回は除去しておかないと水槽内を全て埋め尽くすようになってしまっって、メダカが窒息死してしまう恐れもありますから、長期間水槽が見れない人にはお勧めできません。

そのような忙しい人の場合は、安定しているホテイアオイを水槽に大量に浮かべておけば、かなりの確率で卵を稚魚が保護されますので、そちらの方法のほうがスマートです。