初心者がメダカの稚魚を死なせない方法は屋外バケツ飼育

最近は気温が低くなってきたので、屋外で飼育しているメダカたちはそろそろ産卵をしなくなる時期になってくるのですが、これまでに水槽の中では大量の卵を産卵していますし卵が孵化するには2週間程かかりますから、まだまだ稚魚が沢山生まれてきます。

ただ、メダカの稚魚を育てようと思っても、初心者の人であればなかなかうまくいかず、何故か殆どがすぐに死んでしまっていい加減に嫌になってしまうこともあるのですが、メダカの稚魚は大人のメダカとは若干扱いが変わってくるのが原因になります。

慣れてくるとメダカの稚魚は室内の水槽のサテライトで育てるのが効率が良くて、ほぼ同じくらいの大きさで全ての稚魚を成長させることが出来、生存率も高くなるのですが、慣れていない人の場合は屋外にバケツを設置して、そこで育てるのがお薦めです。

 

 

初心者がメダカの稚魚を死なせない方法は屋外バケツ飼育。

 

ある程度メダカの飼育に慣れてくると、どのような環境でも安定して殆どの稚魚を死なせずに育てることが出来るのですが、メダカの飼育を始めた頃というのは大人のメダカよりも飼育難易度が高い稚魚を毎回死なせてしまう事が多いですから、困り者です。

その場合の対策方法は、通常の常温でメダカが産卵をしている3月から10月上旬くらいの間であれば、卵や稚魚をダイソーで100円で売られている水色っぽいバケツに水道水を入れて一週間くらい放置して水を作った後にドボンで卵を入れておけば大丈夫です。

稚魚に関しても、常温でメダカが産卵をしている時期であれば、屋外のベランダや庭にバケツを置いてその中に適当にドボンでいれておくだけで良いですし、後は気がついた時に朝晩餌を適当に与えていくと、メダカの稚魚の生存率は大幅に高くなる秘密です。

 

 

何故屋外のバケツでメダカの稚魚の飼育をすると生存率が高くなる?

 

ここで初心者の人なら誰でも感じるであろう、何故屋外にバケツを設置してその中でメダカの稚魚を育てると誰でも生存率が高い状態で飼育できるようになるのか?なんですが、答えはとてもシンプルでメダカの稚魚が餓死しなくなるから死ななくなるのです。

メダカの稚魚が死んでしまう原因の殆どが餌不足による餓死によるものであり、その次に水質や水流の問題などが絡んできて、最後に水温が適正でない25度以下の場合になるんですけど、メダカの稚魚を見れば分かる通り針子と呼ばれるくらい小さいです。

そのため、親メダカのように餌をたくさん食べて栄養を体に蓄えておき、1週間、2週間位何も食べなくても生きていけるような体力はなく、毎日体の大きさに比例して相当な量の餌を食べないといけないので、どうしても餌の管理がシビアになるからです。

 

 

屋外にバケツを設置すると微生物やプランクトンが大量発生する。

 

屋外にバケツを設置して水を入れておくと、直ぐに水が緑色になって抹茶とか青汁のような感じになりますが、この状態がメダカの稚魚の飼育には最適な水の中にプランクトンが大量に発生している状態ですから、稚魚からすれば餌の捕食が容易になります。

ですから、適当に餌を気がついた時に与えていても、十分に多くの稚魚が餌を食べれるような状態になりますので、餓死による死亡率が大幅に下がり、更にバケツですから水流も無いので、メダカの稚魚が死ぬ要因が病気や生まれつきの障害等になります。

メダカの稚魚を飼育する場合、相当な過密状態での飼育になることが多く、室内で育てる場合は慣れていないと餌不足になったり、うまく餌を食べれない稚魚などから続々落ちていきますから飼育に慣れていない人が稚魚を死なせてしまう確率が高くなります。

慣れてくれば、サテライトを使えば、メダカの稚魚を1年中殆ど死なずに飼育することが出来るようになるのですが、その際には水槽内の濾過が完璧に稼働していること、水温が水槽クーラーやヒーターで25度位になっている必要があるので経験が必要です。