ビオトープよりも巨大な池になると相当な量の水量を循環させることになりますので、大きな錦鯉やビワコオオナマズ等も飼育することが出来ますし、環境次第ではこれからは規制で難しくなるでしょうけど、アリゲーター等の大きな熱帯魚の飼育も可能です。
知り合いでも錦鯉の養殖をしている人がいて、素人が趣味で飼育をしているのではなくて商売で錦鯉の飼育をしている池ですから、それは大きな池を沢山敷地内で管理しているのですが、これだけの水量があればメダカを100万匹でも飼育できるなと思えます。
錦鯉の養殖をしているような大きな池を管理している環境なると、一番の問題が鳥等の天敵が成長中の錦鯉を襲うトラブルになるんですけど、それよりも夏場に発生する深刻な問題は、ホテイアオイ等の浮草が池の中で大繁殖をしてしまう問題になります。
池に浮草が大発生をすると結構面倒な状態になります。
発泡スチロール水槽やビオトープなどとは異なり、巨大な池の管理をしている場合、夏場になると浮草が大発生する問題はかなり深刻であり、池が深さがあり巨大なプールのような状態なので容易に浮草の除去が出来ない等の事情があるのが特徴ですね。
この池で夏場に浮草が大発生をすると何が問題何かと言えば、排水口に浮草が詰まってしまって色々なトラブルを引き起こすことや水面全体を浮草が覆い尽くしてしまい、飼育している錦鯉等に悪影響を与える等の問題を引き起こすことであり、結構深刻です。
個人で池を所有してる人でも夏場に浮草が大発生をする場合は放置をしておくとろ過フィルターに詰まってしまって、ろ過フィルターに余計な負荷がかかってしまったり、池の水質が悪化したりしてしまいますので、浮草の大発生の問題は結構深刻です。
池に大発生している浮草を駆除する方法と事前に防ぐ方法。
池で浮草が大発生をする原因については、純粋に天気が良くて水温が高く、日当たりが良い場所に池があるからであり、河川のように水が流れることもないので、それで浮草が大発生をしていくわけなのですが、これを防ぐ方法は定期的な確認しかありません。
浮草を食べてくれるようなソウギョのような魚がいれば別なんですけど、一般的には定期的に池の確認をして、浮草が浮かんでいれば速やかに除去をしていく事を繰り返していくだけなので、池を放置しないことが浮草の大発生を防ぐ方法になります。
池で浮草が浮かんでいるのを見れば、ネットで掬って除去をすればよいだけなので、定期的に水面を確認して浮草が浮かんでいればネットで掬っての繰り返しをしていると、次第に浮草が大発生することもなくて、池でトラブルになることもありません。
池や水路でホテイアオイが大発生する原因の殆どが放置です。
夏場になると日本全国の池や水路で、ホテイアオイが大発生して水面を埋め尽くしているのが問題になるニュースがありますが、あれらの全てが管理者が普段から適切な管理をしていないか、浮草を見つけても駆除を一切していない事が原因になります。
知り合いの錦鯉の養殖場では、巨大な池が沢山ありますけど、鳥経由等で侵入してきた浮草が水面に浮かんでいるのを発見すると、直ぐにネットで掬って駆除をしていますので、巨大な池が沢山ある環境でも浮草が大発生して困ったことは一度もありません。
池のような巨大な水槽の場合、一度でも大量に浮草が増殖発生すると桁違いの量になりますので、それを全て網ですくうだけでも大変ですし、駆除をした浮草を保管するスペースを確保してゴミとして処分をするのにも多大なるコストと労力が発生します。
池の管理をしていると、太陽の光で相当安定した環境になっていることもあり、案外放置をすることも多いのですが、放置をしていると日本の夏はホテイアオイ等の浮草がもの凄く繁殖しやすい環境になっているため、普段からの管理に注意しておきましょう。