ヤドクガエルの飼育で一番大変なのは生きたハエの確保

メダカや熱帯魚の飼育をしていると、ハイタワー型の30㎝水槽が余ってくることがあり、処分するのも面倒で勿体がないので、この水槽を何かの水を使わない生き物の飼育に使えないかと思った場合、カエルの飼育を考える人がいてもおかしくありません。

実際に、私も余った水槽を使って何か水を満タンにしない状態で下駄箱の上等で飼育できる生き物はいないかな?と思って調べていたんですが、その時に偶然興味を持ったのがカエルであり、どうせ飼育するんだったらヤドクガエルが面白そうだと思いました。

カエルの飼育はそれ程のスペースが必要なくて縦に高さのある水槽が結構マッチしていて、下駄箱の空いているスペースに余った水槽を設置したいので、どうしても水を入れて重く出来ない事情がありますので、カエルのタワー水槽飼育は結構理想的なのです。

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意外に簡単に入手できるレアそうなカエルがヤドクガエル。

 

カエルと言えば、色々な種類がいてゴライアスガエルのような蛇でも食べてしまいそうな超巨大なカエルから、ニホンアマガエルのような小さくて可愛い緑色のカエルまで種類が豊富ですし、アメフクラガエルのような漫画に出てきそうなカエルもいます。

実際に日本で飼育できるカエルは限定されてきますけど、その辺の山に行けばニホンアマガエルは簡単に捕まえることが出来ますし、田んぼに行けばトノサマガエルも沢山いますし、ペットショップに行けば、ツノガエルも簡単に購入することが出来ます。

ただ、余った水槽でカエルの飼育をする場合、ちょっとレアなカエルを飼育しようと思うのは当然ですし、それで以前、有名なヤドクガエルの飼育をしたことがあったんですけど、普通に日本国内でも入手することが出来ますので、案外意外かもしれませんね。

 

 

ヤドクガエルの猛毒は日本で飼育していると発生しない?

 

ヤドクガエルの専門家ではないので詳しいことまでは分からないのですが、ヤドクガエルで猛毒を持っているのは特定の種類のみであり、その毒は現地の餌を食べることにより蓄積されていくらしいので、日本で購入できるヤドクガエルには毒はないそうです。

ふぐの毒も同じ仕組みで、毒を持っている餌を長期間に渡って食べ続けることにより毒が蓄積されていくらしくて、毒を持っているイモガイとかも全く同じだと聞いたことがりますので、市販のヤドクガエルは猛毒はなく触ってトラブルにならないそうです。

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ですから、ヤドクガエルを購入して毒の吹き矢を作ろうとかって思っている人がいれば多分それは実現できませんので、あくまで見た目がカラフルで綺麗なカエルの飼育や繁殖をしたい人が購入するべきカエルであり、別にニホンアマガエルでもよいのです。

 

 

ヤドクガエルの飼育で一番大変なのは生きたハエの確保。

 

それで、ヤドクガエルの飼育自体はメダカやエビの飼育をしている人であれば用意であり、余っている水槽に流木やソイルや土、陸上の植物等を設置するだけであり、水中ポンプなどで水を循環させて水場を作っておくだけで飼育をすることは可能です。

定期的に霧吹きで水槽の中を湿らせないといけない手間暇はありますが、うまく工夫をすればエアレーションである程度の水しぶきを飛ばすことは出来ますし自作でスプリンクラーのような装置を作ることも可能であり、飼育自体はそれほど難しくありません。

ただ、実際に飼育をしてみると分かるんですが、問題は水槽環境の設置やヤドクガエルの入手ではなくて、ヤドクガエルが食べる餌の確保であり、カエルは生きた動いている餌しか食べませんので、これがとても面倒で旅行にいくのも大変になってしまいます。

 

 

海外出張が多い人はヤドクガエルの飼育は大変難しいです。

 

結局、海外に頻繁に行くようになり1ヶ月単位で家に戻らなくなってしまうとヤドクガエルの飼育は難しくなりましたので、一式を友人に譲渡することになり、放置飼育も可能なメダカやミナミヌマエビ、プレコの等の飼育に力を入れることになりました。

水槽が余っているので、ヤドクガエルを飼育したい人はメダカやエビの繁殖経験がある人であれば、ヤドクガエルの飼育環境の設置や温度管理等は用意に理解できるでしょうけど生きたハエを毎日孵化させる餌の確保が大変面倒なのでその点は覚悟して下さい。

多忙でほとんど家にいない人は庭やベランダでビオトープの環境を作り、緑の樹木を周辺に並べてから、ニホンアマガエルをそこで放し飼いしていたほうが現実的ですし、害虫を食べてくれますが、いついないくなるか分からないのでそれだけは要注意ですね。



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Updated: 2017年7月13日 — 1:58 PM