ブラインシュリンプを育てると実は意外な生き物だった

メダカやネオンテトラ等、あらゆる魚の稚魚の飼育に最適な餌と言われているのが、ご存じブラインシュリンプであり、このブラインシュリンプを超えるパーフェクトなエサはありませんので、稚魚を元気に育てるのであればブラインシュリンプが最適です。

ただし、ブラインシュリンプは孵化させた後の貯めおき保管が出来ない活餌になりますので、毎日24時間くらいの時間をかけて卵から孵化させる必要性がありますので、中々初心者の人には扱いにくい餌になるのが欠点ですが、栄養価は本当に高いです。

ブラインシュリンプの卵はホームセンターのアクアリウムコーナーに行けば大抵は売られていますので、そこで600円位で購入して、後はペットボトル、ソルト(塩)、エアーポンプ、エアーチューブ、エアーストーンがあれば、孵化させることが出来ます。

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ブラインシュリンプを育てると怪しい生き物が水槽に誕生。

 

孵化したばかりのブラインシュリンプはプランクトンですから、そのままの形状で成長するわけではなくて、お腹についているオレンジ色のヨーサックから栄養を取得しながら等も変態を重ねて最終形態に育っていくのですが、これが意外な成長をします。

生まれたばかりのブラインシュリンプはオレンジ色のつぶつぶが動いているだけの小さなプランクトンですが、成長していくと体長4㎝位のカンブリア紀にいたような古代生物のような生き物に成長していきますので、育ててみると案外おもしろいのです。

既に絶滅をした図鑑に掲載されているような不思議な生き物が、水槽の中を泳ぎまくっている様子を見ると、図鑑に書かれているあの生き物は、このように泳いでいたのかとか、どうやって子孫を増やしていたのかとかがイメージ的に分かりやすいのです。

その為、実際にブラインシュリンプはシーモンキーとして、小学生向けの教材として販売されていますし、大きさは違えどもカンブリア紀のアノマロカリスに大変良く似ているその姿を見ると、ブラインシュリンプは進化をしないまま現在に至る感じですね。

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ブラインシュリンプを育てて繁殖させながら研究してみよう。

 

ブラインシュリンプの孵化のさせ方ですが、最初はちょっと難しいかもしれませんけど、500ミリリットルのペットボトルを用意して、そのキャップに錐で穴を開けて、エアーチューブを通してその先にエアーストーンをつけれたら後は簡単です。

ホームセンターで売られている海水の元(ソイル)を適当に入れてから、水道水をいれてブラインシュリンプの卵を適当に入れた後は、エアーチューブを通しているペットボトルのふたを閉めてから、エアーポンプの電源を入れて24時間放置するだけです。

光と25度以上の水温が必要ですけど、この時期であれば普通に常温でも孵化してくれますので、後は時間をかけて孵化させるだけなんですけど、ブラインシュリンプが孵化した後は、特に何もしなくても放置しておくだけで勝手に成長していきます。

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ブラインシュリンプの飼育と繁殖は実はそれほど難しくない?

 

プラケースなどの入れ物にペットボトルの水ごと移動させて、その中に水槽の水を継ぎ足していくような形で後は放置しておくとブラインシュリンプは勝手に成長していき、1ヶ月もすれば、アノマロカリスのような変な生き物が数匹はいるはずです。

多分、ブラインシュリンプは成長する段階で共食いなどを普通にやっているような感じですし、4㎝位になると他の個体に噛み付いて後尾をしているかどうか良く分からない状態で確認することが出来ますから、本当に不思議な生き物としか言えません。

その後は、水槽内で産卵をしていくのですが、既に真水を継ぎ足ししているものですから、塩分も相当薄くなっていて、エアレーションもしない状態なのですが、それでもブラインシュリンプの子供が水槽を泳いでいる更に不思議な光景を見ることが出来ます。

実際、ブラインシュリンプについては良く分からないんですけど、エサとして大量に孵化させているブラインシュリンプを育ててみるのも気分転換になって良いですね。

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フェバリット(Favorite)
Updated: 2022年4月8日 — 5:34 PM