金魚を飼育している屋外の水槽にボウフラが大発生したら?

金魚を飼育する場合、想像以上に大きくなってしまって室内の環境ではなくて屋外に水槽を設置してそこで飼育をしている方もいらっしゃるんですが、金魚は元々はフナが現在の金魚のような姿になっている魚ですので、普通に30㎝位の大きさになります。

金魚掬いの金魚はとても小さくて、メダカと変わらない大きさですからメダカのイメージで飼育を始める方も多いのですが、実際には金魚掬いの金魚はサイズ的には稚魚のようなものですから、普通に飼育していると個体差もありますけど大きくなります。

この大きくなって室内のプラケース等では飼育できなくなった金魚を、外に設置している大きめの瓶やタライなどで飼育している人も多くて、その場合は鳥やネコなどに襲われないようにホームセンターなどで金網などを購入してきてそれで保護をします。

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金魚を飼育している屋外の水槽にボウフラが大発生したら?

 

金魚はその大きさからしてタイコウチ等の餌にはなりませんが、大きな鳥や哺乳類から見れば格好の目立つ餌になりますので、一度水槽が目をつけられると徹底して狙われてしまうことになりますので、屋外の金魚は必ず対策が金網等で必要になります。

このように万全の体制で飼育をしている金魚の水槽を見ると、暖かくなってくると大量のボウフラが発生してしまっていることがあり、蚊は金網をすり抜けて水面で産卵をすることが出来ますので、どうしても屋外水槽だとボウフラが大量発生してしまいます。

この場合、通常でしたら金魚がボウフラを食べてしまうことが多くて、ボウフラが成長をしてもその殆どが金魚に襲われて食べられてしまうのですが、稀にボウフラが食べられずに大量にその水槽で変態をしてしまい、蚊が大量発生する事があります。

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金魚を飼育している水槽をベアタンクにするか障害物を撤去。

 

ボウフラはメダカにとっては格好の餌であり、あっという間にメダカがボウフラを片っ端から襲って食べてしまうのですが、金魚を飼育している場合は何故かボウフラが大量発生したまま食べられずにそのまま成長して蚊になってしまうことがあります。

このような場合は、金魚を飼育している水槽の底面を取り除きベアタンクにして、余計な流木や石等の障害物が沢山設置されていて水槽の中がごちゃごちゃしていることが殆どですので、一旦水槽の中の障害物や砂利をすべて取り出していきます。

基本、金魚を屋外で飼育する場合はベアタンクの方が都合が良いことが多くて、後は水作ニューフラワーDXや水作ジャンボ等を放り込んでおけば最適であり、それが難しいなら水作エイトMを水槽に入れておけば、金魚は快適に成長することが出来ます。

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金魚はメダカのように小回りが効かないことが多いのです。

 

金魚を飼育している水槽でボウフラ大量発生する原因は、金魚はメダカのように小回りが効かないことが多くて、障害物などに上手く隠れているボウフラを見つけることが出来ず、更に水槽内の大量の障害物が邪魔になってしまってボウフラが大増殖します。

また、金魚でも小赤のようなフナの形状の金魚でしたらまだ泳ぐのは得意なのですが、琉金や土佐錦などは見ての通り泳ぐのは得意ではなくて、ボウフラのような擬態化して砂利の隙間などに隠れている餌を見つけて食べることが結構難しいのです。

その為、金魚を飼育している水槽は余り障害物等を入れないほうが良くて、砂利も敷かずにベアタンクで飼育をしていたほうが安定することも多く、ボウフラも大発生しませんので、余計なものをなるべく水槽に入れないようにして金魚の飼育を行います。

ボウフラが大発生した場合は、水作のプロホースを使って底面の水やボウフラが隠れているミノムシのような膜ごと全てを吸い上げて駆除をしながら、ボウフラが水槽内で成長をして蚊にならないように注意をして飼育をしていくと安心できます。

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