飼育している錦鯉がいなくなった?犯人はあの人だ!

2020年の4月になりましたが、この時期になると飼育している金魚がいなくなるって相談を受けることが多く、それに合わせて金魚を飼育している水槽から沢山の稚魚が泳いでいるけど、どうしたらいい?って相談を受けることが多いのですが、シーズンです。

ただ、今回は金魚ではなく、飼育している錦鯉がいなくなった!?、犯人は一体誰なのか?、錦鯉は何故いなくなったのか?、名探偵コナンの有名なセリフで、「真実は一つ」と「犯人はあの人だ!」ってのがありますが、錦鯉の場合は分かりやすいです。

結論から言えば、大きく成長をした錦鯉がいなくなった場合、犯人は先ず人間であり、いわゆる窃盗事件に該当する状態になりますから、警察に相談をしたほうがよく、特に時価相場の価格が100万円を超えるような個体であった場合は、計画的な犯行です。

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飼育している錦鯉がいなくなった?犯人はあの人だ!

 

錦鯉でも、まだ子供サイズが10cm位の大きさの個体でしたら、いなくなった場合は、大抵やサギ等の大型の野鳥、イタチや野良猫等の獰猛な哺乳類が犯人であることも多く、金魚がこの時期にいなくなる原因の大半が、野生の動物に襲われたからです。

錦鯉はその性質上、屋外の大型水槽や池で飼育されていることが多く、見た目の問題もあり、防護ネットなどはしない状態で屋外飼育されていますから、常に天敵にさらされれているんですけど、巨大に成長する魚なので、成長した後は、天敵はいません。

もちろん、ヒグマとかツキノワグマ等の巨大な野生生物が池に侵入した場合、流石の1メートル前後の錦鯉であっても襲われて食べられてしまいますが、それ以外の野生生物に巨大な錦鯉が襲われるってことは、ありえませんので、犯人は人間になる訳です。

 

 

時価1000万円?高価な錦鯉は窃盗団に狙われやすい?

 

信じらないかもしれませんが、錦鯉は時価1000万円を超えるような個体も普通に取引されていて、泳ぐ不動産と呼ばれることもあり、世界中で資産家で愛用家の人たちから好まれる傾向にあり、更には丈夫で長生きする綺麗な魚なので、本当に大人気です。

もちろん、価値がそれほどないとされている錦鯉は、生まれて選別され、選別漏れになった個体は餌用として大量に処分されているんですけど、良い個体として選別された個体にはブランド名等がつけられて、大事に育てられて専用市場で流通していきます。

体長が1メートル前後の錦鯉であれば、池で飼育していれば、ヒグマとかツキノワグマが侵入しない限り、サギとかミサゴなどの鳥では襲って食べることは出来ませんし、野良猫やイタチ等でも無理なので、人間以外で錦鯉を襲うというか盗む相手はいません。

 

 

食用として盗まれた事例もあるのでなんとも・・・。

 

基本的に、錦鯉は観賞用って認識で、天敵もいないですから、屋外の大きな池で、飼育されているんですけど、以前、外国人の人が飼育してる錦鯉を捕獲して食べてしまったって話も聞いていますので、日本人以外なら食用って認識する人もいるかもですね。

もちろん、勝手に人が飼育している錦鯉を捕獲して持ち帰ったら犯罪になるんですけど、日本では、古典的に池や川などで、勝手に錦鯉を飼育している人たちも多く、本当はこれも良くないんですけど、タブーというか、行政などのスルーしてきた感じです。

それで、最近増えている外国人の人からすれば、偶然通りかかった池や川などで、大きな錦鯉が泳いでいたら、捕獲して食べようって思う人も多く、実際にそれをやっても、勝手に川や池などで錦鯉を飼育している方も悪いので、そのまま泣き寝入りでした。

流石に、自宅の敷地内の池や貯水池で飼育している錦鯉が盗まれたら犯罪ですけど、行政が管理している川、沼などで勝手に飼育した錦鯉が盗まれたらどうにもならないので、錦鯉を飼育するなら自分が管理している敷地内で飼育をするようにしましょう。