水槽クーラーには換気扇用のフィルターを使うと便利

暖かくなる5月頃になると、水温を25度に設定している水槽クーラーなら連日のようにフル稼働を始める時期になるのですが、水槽クーラーの仕組みとしては室内の空気を取り込んで熱交換により熱くなった空気を背面から排出して水温を低くしています。

分かりやすく言えば、車のラジエーターのようなもので、フィンと呼ばれている風を当てるとその中の水温が下がるパーツに水槽クーラー内のファンで風を人工的に発生させて熱交換で水槽の水温を下げる仕組みなので、車をイメージすると分かりやすいです。

車のラジエーターを見れば分かりますが、あの風が直接当たるフィンの部分はどうしても汚れやすくて、定期的に洗車をして綺麗にしておかないと冷却効果が下がってしまいますけど、掃除やメンテナンス自体はフィンがむき出しなので容易に行なえます。

 

 

水槽クーラーのフィンの掃除とメンテナンスは大変面倒です。

 

水槽クーラーの場合、このフィンのパーツが本体の中に収まっている状態なので、フィンが汚れてしまうと掃除やメンテナンスが大変面倒になることから、一応金網のようなフィルターは最初から付いていて、それでホコリなどの付着を抑えることが出来ます。

しかし、それだけでは心もとないですし、万が一水槽クーラーのフィンが汚れてしまった場合、メーカーに送りつけて清掃を依頼するとか、故障の原意にもなりかねませんので、何とか最初からフィンが汚れないようにならないかと考えるが普通ですね。

 

 

パソコン用のエアダストを使うと綺麗になるのかもしれませんが・・。

 

一応、パソコンのパーツを洗浄するエアダストを使えば、水槽クーラーも綺麗にできるのかもしれませんが、水槽クーラーのフィンはそれで破損する可能性もない訳ではありませんし、万が一のことを考えると最初から汚れないようにしたほうが安心なのです。

水槽クーラーの場合、ゼンスイ等のメーカーで修理をするにしても送料も安くない大きさですから、修理代金を考えると頭が痛くなってくるくらいですので、最初からなるべく水槽クーラーが壊れなように何か工夫押しておいたほうが良さそうですからね。

 

 

水槽クーラーには換気扇用のフィルターを使うと便利。

 

例えば、ゼンスイの水槽クーラーには、フィンの前に金網のフィルターが取り付けれるようになっていますので、それを取り付けて稼働させることが前提になっているのですが、この金網のフィルターに家庭用の換気扇用のフィルターを付けるのがお勧めです。

実際に使っていますが、すぐに換気扇用のフィルターが真っ黒になってしまうくらいなので、恐らくは金網では防ぎきれない細かいホコリが沢山吸い込まれる状態になっていて、純正の金網用のフィルターだけではフィンの汚れを防ぐことは難しそうです。

金網のフィルターには余分なものを取り付けれるスペースは殆ど無いのですが、イオン等で普通に売られているカットをして利用することが前提の汎用的な換気扇用のフィルターでしたら大変薄いので、金網の大きさにカットをすれば簡単に取り付けれます。

後は、セロハンテープ等で控え目に金網のフィルターに換気扇用のフィルターを取り付けて、そのまま水槽クーラーにセットすれば良いだけなので、特に難しいこともありませんが、1週間に1回位はフィルターをコロコロで掃除するようにしておきましょう。