小型のオーバーフロー水槽は買わないほうが良い?|購入前に勉強

水槽をお持ちの方であれば、必ず定期的にしないといけないのが、水槽の水換えになるのですが、こちらに関してはどの様な強力な濾過フィルターを設置していても、必ずやらないといけなくなります。

極端な例で言えば、90cm水槽で照明と濾過フィルターが正しく稼働している様なケースで、飼育しているのがミナミヌマエビ10匹程度であれば、水換えをせずに放置しておいても相当な長期間において問題が出ることはありません。

当然ですが大きな水槽を用意して、より少ない個体を飼育すればメンテンス回数は大きく減ることになりますし、水も安定して繁殖などもやりやすくなりますが設置場所と費用が大きくなります。

ただ、多くの飼育者は水槽ギリギリの容量いっぱいで魚やエビの飼育をしているはずですから、長期間放置できる余裕あるキャパシティは残念ながら残ってないのです。

唯一水換えをしなくて良いのは垂れ流しタイプの水槽くらいなのですけど、普通の人はその様な大規模な水槽設備を保有していませんから、どんなにお金をかけている人でも大抵はオーバーフロー水槽が限界では無いでしょうか?

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オーバーフロー水槽は性能が良いのはわかっていても高額なのです。

 

その性能が良いのはわかっていても、オーバーフローになると高額になる傾向にあり、中々普通の人は用意できませんから、多くの人はエーハイム2213のようなお手軽で汎用的な濾過フィルターを使っているはずです。

後、オーバーフロー水槽はその性質上、騒音も密閉式のエーハイム2213などよりもはるかに大きくなりますし、小型水槽用のオーバーフローは濾過容量もそれほど大きくなかったり、メンテナンスが面倒になることも良くあります。

そんな感じで、飼育環境にもよりますが、大抵の人は水槽の大きさにかかわらず、1週間に1回程度のペースで水換えをしているのでは無いでしょうか?

ただ、オーバーフロー水槽なら容量が大きそうだから、小さな水槽であっても面倒な水槽の水換え頻度を下げることができるのではないかと考えてしまうのも事実です。

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小型のオーバーフロー水槽は購入しないほうが良い?

 

元々、オーバーフロー水槽というのは、巨大な水槽に設置されている大掛かりな濾過フィルターであり、小型の水槽用として用いられているものではなかったのですが、ここ最近は30cm水槽やそれ以下のサイズの水槽でもオーバーフロータイプの水槽が販売されています。

では、販売されている小型のオーバーフロー水槽が良いのか悪いのかと言えば、その利用目的によって全く評価が変わってきますから、極端に評価が別れてしまうことが多いので、事前のその辺りを知っておいたほうが無難と言えます。

これは、購入者の勉強不足により、実は良くても極端に悪い評価になることもあり、本来の性能とは著しくかけ離れた評価をしている人が出てくることがあるということですから、商品のレビューなどは当てにならないことが多いのです。

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小型のオーバーフロー水槽はインテリア性を重視して作られています。

 

小型のオーバーフロー水槽というのは、基本的に濾過性能云々ではなくて、見た目のインテリア性を重視していることが多く、よくある水槽以外に周辺器具を沢山並べることにならない仕様になっています。

水槽内も見た目がすっきりしていますから、それらが目的であれば購入しても良いのでしょうけど、殆どが独自仕様で作られている都合上、専用の消耗品を購入しないといけなかったり、その後の扱いが面倒なことが多いですから拡張性や汎用性はありません。

また、その性質上、水槽クーラーを取り付けできない事がよくありますから、そうなってしまうと夏場に飼育できる生き物が制限されたり、特定の魚やエビを飼育できなくなることもあるので、これも事前に知っておく必要があります。

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それでは、次回に続きます。