一度しか見たことがないミナミヌマエビの寄生虫

ミナミヌマエビの飼育をしていると、滅多に見ることが出来ないほど貴重な寄生虫が発生していることがあり、過去に一度だけそれを見たことがあるのですが、その後にミナミヌマエビに寄生虫がくっついているのは見たことがありません。

どのような寄生虫なのか言えば、メダカなどで発生する白点病のような物が身体に沢山くっついている訳ではなくて、白いヒゲのような糸状の物がミナミヌマエビの顔辺りにくっついているので、一瞬見た感じではミナミヌマエビの特殊個体のように見えます。

寄生虫の都合上、何らかの方法で寄生する相手の生き物にくっついて栄養分を吸い出しているわけですが、メダカのような体の柔らかい魚ならまだしも、見るからに硬そうなミナミヌマエビの外殻に寄生する寄生虫も相当な変わり者になるのでしょう。

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ミナミヌマエビの寄生虫はどうやったら発生するのか?

 

過去に一度しか見たことがないミナミヌマエビの寄生虫については、どのような仕組みで寄生しているのか分かりませんが、発生した際の条件としては、立ち上げたばかりの水槽であり、新しいミナミヌマエビをショップで購入したすぐの頃でした。

いわゆる、水槽も安定していないし、新しいミナミヌマエビを購入したばかりで、そちらもまだ安定していない状態ですから、何が発生してもおかしくない状況下の時に、あの白いヒゲのような寄生虫がミナミヌマエビの頭にくっついていたのを見ました。

この名前も分からない寄生虫が発生する条件については以上の環境下にて発生していることから、白点病のように常に水槽の中に病原菌がある程度は潜んでいて、ミナミヌマエビの体力が落ちた時に寄生するような仕組みなのかもしれませんが、謎が多いです。

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二度と見ることが出来ない貴重な寄生虫を見れたらラッキー?

 

これまで、長期間に渡って大量のミナミヌマエビの飼育や繁殖をしていますが、あの白いヒゲのような寄生虫を見ることが出来たのは1回だけになりますので、かなり貴重なものを見てしまっていたのでしょうけど、当時はそれほど気にしていませんでした。

変なミナミヌマエビがいるな・・・、頭に白いヒゲか角のようなものがあるので、新種なのかな?と思って暫く様子を見ていると、いつのまにやらその白いヒゲのような寄生虫がいなくなっていたので、水槽の環境が安定して死んでしまったのかもしれません。

恐らくは、新規で水槽立ち上げ時にしか見れないこの貴重なミナミヌマエビの寄生虫を見れた方は、案外ラッキーかもしれませんので、初めてのミナミヌマエビを飼育する際には水槽の中をよく見ながら、白い変な生き物がいないかを確認しましょう。

基本、エビは魚と違って硬い外殻で全身が覆われていますので、寄生虫のようなものは付着しにくい構造になっているんですけど、それでも寄生しようとする寄生虫がいるわけですから、世の中の仕組みは大変良く出来ている訳なのです。

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