日本の場合、海外などと比較しても住宅事情が大変厳しい家庭が多いですから、例えば200cmクラスの大きな水槽などを設置できるご家庭は殆どなくて、なんとかギリギリで60cm規格水槽を設置するのがやっとである状況になることの方が多いのです。
まあ、海外と言っても掘っ建て小屋みたいな家で生活をしている国もたくさんありますので、日本の住宅事情が世界的に見ても悪い訳ではないのですが、この場合の海外とは欧米アジアの日本と同等かそれ以上の経済力がある先進国の事をさしています。
日本人の自宅はやたら高額なのに、ウサギ小屋みたいな家にしか住めないと言った笑い話もありますが、同じ予算があれば、治安の良い海外の国だとそれは豪華な自宅に住む事ができますので、やはり日本の住宅事情は水槽の設置場所には苦労すると言えます。
水槽の置き場所に大変困るのが日本の普通のご家庭です。
お子さんがメダカの飼育をしたいと相談してたり、奥さんが美容院などで見たエンゼルフィシュが可愛いので自宅で飼育をしたいと相談をしてきた場合、よしわかったとすぐに水槽を設置できるご家庭がどれだけあるかどうか・・・。
アジアアロワナでした別ですけど、メダカやネオンテトラ、エンゼルフィシュの場合、購入するのに犬や猫のように最初から数十万円の予算が必要になる訳ではありませんし、飼育設備も5000円もあれば購入する事ができます。
ただし、水槽の場合は、価格が数千円程度であっても、更に大きさが60cmサイズであってもそれなりの場所を占有することや、一度設置したら動かせないこともありますので、はい分かりましたとすぐに購入して設置できるものでもないのです。
水槽の置き場所ならあそこがちょうど空いているではないか?
キッチンやリビングにもやろうと思えば水槽をおけるのですけど、水で濡れてしまったら困るし、テレビなどの電子機器が近くにあるから、なかなかおけないので困っていても、日本の住宅には必ずアレが設置されていますので、アレを使えば良いのです。
アレというのは、ご存知下駄箱のことであり、日本の住宅の場合は、どんなに狭い家であっても大抵は下駄箱が用意されている事が殆どですし、下駄箱の上は水平でそれなりのスペースが空いている事が大半ですから、まさに水槽の設置場所にはふさわしい。
大抵の場合、下駄箱の上には電話機くらいしか置かれていませんので、その上に水槽を設置すると他にスペースが必要になりませんし、必ず出入りする人が通る場所なので、水槽の設置場所としては最適なのは間違いありません。
では、この下駄箱に実際に水槽を設置したらどうなるのでしょうか?、次回に続きます。