メダカをサテライトで飼育できるのか?、出来るのなら何匹くらいの飼育が可能なのか?、飼育方法などを教えてほしいと友人から連絡がありました。コロナで水槽を撤去している友人が増えてきていますが、新規で水槽を設置する友人も出てきていますね。
まあ、アクアリウムが広まるのはいいことですし、メダカの飼育ならそれほどコストも掛からないですし、繁殖も簡単に行えますから初心者にもお薦めです。ただし、水槽を撤去する時は60cm水槽でも大変なので、それを理解した上で飼育を始めましょう。
結論から言えば、スドーのサテライトでも一番容量がある2LサイズのサテライトLであれば、サテライトの中でメダカの飼育と繁殖を行うことが可能です。それ以外のサテライトの場合、奥行きと横幅が厳しいので、サテライトの中での長期飼育は難しいです。
メダカをサテライトで飼育する方法?100匹大丈夫?
実際に、60cm水槽にサテライトLを常時取り付けていて、その中でメダカの飼育を行っていますが、成長した3cmから4cm位のメダカを20匹から30匹程度飼育しています。普通にサテライトの中でも産卵して、大量の卵を産み付けていて、元気に育っています。
サテライトLの中にウィローモス等もいれていますし、ミナミヌマエビやピンクラムズホーン等も同居させていますので、20匹くらいにしていますが、完全にベアタンクでメダカだけの場合、30匹程度は普通にいけますので、これくらいなら大丈夫です。
流石に成長したメダカを100匹前後、サテライトLの中で長期飼育するのは無理なので、サテライトで100匹のメダカを飼育しているって人がいるのであれば、それは生まれたばかりの稚魚を隔離してサテライトの中で100匹飼育していると思って大丈夫。
サテライトの中でメダカを飼育する場合に重要な事。
サテライトので、メダカを長期飼育する場合、最も重要になるのがサテライトの奥行きと横幅なので、これが最も大きい、サテライトLを使うのが基本です。どれだけろ過能力が強力な水槽であっても、奥行きと横幅が足りない場合、メダカが次々と死にます。
サテライトLの場合、最低限の横幅、奥行きが用意されていますので、このスペースが有れば、成長したメダカであっても、20匹から30匹程度なら終生飼育することが出来るのですが、寿命は2年から4年位になるので、結構長期飼育になるので要注意です。
次に重要になるのが、ろ過フィルターの能力になります。当然ですが、60cm水槽にサテライトLを2個取り付けて、それぞれにメダカを20匹から30匹程度飼育した場合、40匹から60匹分のろ過能力の追加が必要になりますので、ろ過フィルターは重要です。
60cm水槽のサテライトLでメダカを40匹飼育するには?
60cm規格水槽に、サテライトLを2個取り付けて、それぞれにメダカを20匹ずつ、更にはミナミヌマエビやピンクラムズホーンも適当に同居させて長期飼育及び繁殖までする場合、普通に考えて水槽1個分相当のろ過フィルターの能力追加が必要になります。
この場合、いつも皆さんに説明しているんですが、エーハイム2213を3台分接続して稼働させれば、全然問題がないですし、サテライトをつけていない場合でも、水槽が相当安定するので、エーハイム2213を3台分取り付けて管理すれば全てが解決する訳です。
エーハイム2213どころか、投げ込み式の水作エイトのみで60cm水槽にサテライトを取り付けて、追加で成長したメダカを40匹以上も飼育していると、あっという間に水槽が崩壊しかねませんし、メダカが次々落ちていくので、やりすぎ位の濾過が必要です。
これまで、サテライトLでメダカを20匹から30匹前後、長期飼育していますが、中に入れているウィローモスがサテライトに張り付いて成長をするなど、普通の水槽では見られない育ち方をしますし、メダカも大量に卵を産卵しているので、問題はありません。