先日から、サテライトLにてオトシンネグロの稚魚の飼育をしているのですが、毎日大量のブラインシュリンプを餌として投入している為、余ったブラインシュリンプを食べる要因としてメダカの稚魚を投入したのですが・・・。
その結果、餌を食べるのが得意なメダカの稚魚が片っ端からブラインシュリンプを食べてしまい、底物であるオトシンネグロの稚魚が殆どブラインシュリンプを食べれていない状況になってしまいました。
メダカの稚魚が異常な速度で成長していき、いつもお腹がオレンジ色になりパンパンに膨れ上がっている姿とは引き換えに、オトシンネグロの稚魚はお腹がオレンジ色になることもなく、あまり満腹状態になっていないようでした。
ただ、ある程度オトシンネグロの稚魚も成長してきていますので、体が半透明でなくなってきていますから、ブラインシュリンプのオレンジ色でお腹が透けて見えにくくなっているのも事実です・・・。
餌取りが得意なメダカばかりが餌を食べてしまう・・・。
メダカの稚魚は小さいながらも想像以上に餌を食べるのが得意ですから、小回りが利かないし水槽の底で活動しているオトシンネグロの稚魚の位置にブラインシュリンプが落ちて行くまでに殆どが食べられてしまいます。
流石にメダカの稚魚の為に毎日ブラインシュリンプを沸かしているわけでは有りませんので、本来の予定通りオトシンネグロの稚魚の餌として利用したい訳なのです。
これでは本末転倒ですから、何かいい方法はないかと考えた結果、サテライトLにセパレーターを一枚差し込んで3分の1のスペースにメダカを押し込めて、残り3分の2のスペースにオトシンネグロの稚魚を飼育することにしました。
少々手狭なのですけど、しばらくこれで様子を見てみようと思ったら、あまり意味がなかったのでそちらについて書いてみたいと思います。
ブラインシュリンプが大好物?セパレーターをすり抜けるメダカ。
サテライトLは標準の状態でセパレーターを使ってサテライト内を3分割できますので、それで3分の1をメダカ用のスペースにして、残りをオトシンネグロようにし、ブラインシュリンプはオトシンネグロのスペースに投入するようにしました。
これだと、オトシンネグロの稚魚が優先的にブラインシュリンプを食べる事ができて、余ったブラインシュリンプがセパレーターをすり抜けてメダカがいる領域に移動して底で食べられることになります。
名付けて、セパレーター大作戦といった感じだったのですが、最初はうまくいったように見えても、翌朝になるとなぜかメダカがオトシンネグロがいる領域に沢山泳いでいる始末です・・・。
メダカの稚魚はよほどブラインシュリンプが大好物なのか知りませんが、余ったブラインシュリンプが流れてくる空間ではなくて、なんとかして大量のブラインシュリンプが泳いでいるオトシンネグロの空間に移動したがっているようです。
どのようにして大量の餌であるブラインシュリンプが隣の空間にいるのかを把握しているのかわかりませんが、メダカの稚魚は目視でそれを判断しているのでしょうか?
サテライトLのセパレーターに挟まって動けないメダカが多数出現?
毎日大量のブラインシュリンプを食べまくっていたメダカの稚魚ですから、すでに急激に成長をしていて、サテライトLのセパレーターはすり抜けられない状態になっていたのですが、それでも無理やり微かな隙間に頭を突っ込んですり抜けているようです。
ただ、何匹かはセパレーターに挟まって動けなくなっている状態のメダカの稚魚もいたので見ていると思わず笑ってしまいましたけど、そこまでしてもブラインシュリンプを沢山食べたいのでしょうから、よほどお味が良いのかもしれませんね。
メダカの味覚とか視力についてはよく分かりませんけど、そんな感じがします。
手間暇がかかるブラインシュリンプはあくまでオトシンネグロの稚魚用に毎日用意しているものですから、メダカがそれを殆ど食べてしまうようでは意味がありませんので、セパレーターに突っ込んで死んでいるメダカも出てきている以上、他の作戦も検討しないといけないようです。