11月にはいると、極端に気温が低くなるのは日本独特の気候の変化になりますので、異常気象のような特別な状態である訳ではないのですが、それに合わせて外を歩いている人たちの服装がガラッと冬用に変わっていきます。
その辺を歩いている人がコートを羽織っている状態である場合、気温は10度前後まで下がっている事が普通ですから、この状態になると屋外に設置している水草にも色々と変化が出てくる事になります。
その代表的な状態が突然水草からメダカが消えてしまったといった話ですね。
メダカが突然水槽から消えてしまう理由について。
メダカの飼育を始めたばかりの人であれば、恐らくは春ころか夏ころから始めているでしょうから、11月以降の気温が低くなる冬場の環境でメダカを育てた事もない人が多い為、それに該当する人は大抵この現象に驚く事になるでしょうか?
その現象というのは、水槽から突然メダカが消えてしまうといった不思議な現象であり、昨日までは水槽の中を泳いでいたメダカが、突然全く姿を見せなくなってしまっている為、もしかしたら何かに襲われてしまったのか?と心配になってしまいます。
水槽から突然メダカが消える・・・。何とも不思議な話になるのですが、もしかしたら魚が消えてしまう原因としてよくある話として、野良猫やイタチ、サギなどの鳥に襲われてしまって、水槽の中から消えてしまったのでしょうか?
メダカが突然水槽から消えているのは寒くなったからです。
基本的に、屋外に設置している水槽で金魚などの中型の魚を飼育していると、突然水槽からいなくなってしまうトラブルが頻繁に発生してしまい、その原因は猫やイタチ、野鳥などに襲われてしまって、食べられてしまう事が殆どです。
しかし、メダカの場合はそのサイズが小さい為、猫やイタチなどからは餌として認識される事はありませんし、野鳥などからもサイズが小さい為、餌として襲われる事はありませんので、メダカが襲われる場合は大抵昆虫やその幼虫によるものです。
ただ、ヤゴなどのメダカを積極的に襲うトンボの幼虫が居たとしても、一晩で水槽の中のメダカが全て襲われてしまう事は通常はありませんので、メダカがいなくなった理由は他の要因によるものだと考えられます。
水温が下がるとメダカは物かげに隠れて動かなくなります。
答えを言ってしまうと、メダカが水槽から突然いなくなったのは、気温が急激に下がってそれに比例して水温も低くなった為、単純に物かげなどに隠れてじっとしているからであり、餌を与えても隠れて出てこないので居なくなっていると錯覚してしまうからです。
ですから、水槽の中にはいるのですが、急激に寒くなってしまったので、メダカの習性として物かげに隠れてじっとしているだけの話ですから、水槽の中からいなくなっている訳ではありませんので心配は無用です。
メダカが物かげに隠れて動かなくなるのはごく自然の状態ですから、特に何かをする必要はありませんので、11月であっても天候がよくなり晴れている昼間の時間帯になれば、勝手にメダカがいつも通りに水面付近に浮かんできますから大丈夫です。
最初は、いきなりメダカが居なくなって心配してしまうかもしれませんが、メダカの習性を知ってしまえば、特に問題になる話でもありませんが、この状態になると餌を与えるのはなるべく控えるようにしておきましょう。